りょうけん座 子持ち銀河M51(=M51A+M51B)
画像①(QBPフィルターⅢ使用、画像③よりVGA切り出し)
メダカ部屋の壁に掛かるサイトロンのポスター、4月の写真がM51。毎日ちらっと見て、こんな銀河が観望できたら良いなと思っていた。5月ではすでに高度が高く、メダカ部屋からの観望は無理。来年観望しようと考えていた。
M101回転花火銀河(記録056)が電視観望できたことで、近くにあるM51も、もしかしたら見えるかもと天体望遠鏡を向けてみた。導入成功。初の30分の長時間ライブスタック。視野回転部分は大きいが、思ったよりも良く写ってくれた。
しかし、ライブスタックの終盤に痛恨のミス。画像③上方に見える赤みは、LED常夜灯による光かぶり、常夜灯の光が、窓枠で反射してFMA135に入ったものと考えられる。以後気をつけるべし。油断大敵、QBPも万能では無い。
LiteでないステライメージやAstapでは、この光かぶりが取れるらしいが・・・もっと腕が上がってからでしょうな。
画像②(Astapによるプレートソルブ、α,δ grid表示、ディープスカイ・アノテーション処理)
画像③(視野回転部分トリミング)
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒
4)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン
5)天体望遠鏡セット「VIRTUOSO GTiシリーズ」| Sky-Watcher
6)Quad BPフィルター III | 株式会社サイトロンジャパン
撮影データ
2023年5月16日
メダカ部屋観測所
りょうけん座M51(M51A・NGC5194(渦巻銀河)、M51B・NGC5195(渦巻銀河))
FMA135+Neptune-CⅡ+Virtuoso-GTi+QBPフィルターⅢ
FMA135ヘイリコイド位置53
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=120、Gain=350
Exposure=15s×120frames=1800s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、fitsファイルをプレートソルブ、自動色補正、α、δgrid表示、Deepsky annotation処理、jpeg保存
Microsoftフォトで、スポット修正・色・明るさ調整、トリミング等