将来の事って、ある程度年を重ねると、誰でも不安になってくると思います 私も安心かと聞かれると、絶対大丈夫だとは言えませんが、そんなに不安にも思っていません
今から思うととても無謀ですが、殆ど貯金も無く、若くして家を持った途端に病気もしたし、ずい分前の方があまり何も考えずに行動していたように思います
いろいろな知恵を持つと、逆に不安になってくるものかもしれませんね 将来はどうしようかな?今やっている仕事が、死ぬまでずっと続く事はないと思うので、 多分少しの年金が貰えれば、それにプラスして、家か何処かで絵や書道を教えてやっていきたいと、漠然とですが考えています
私の一番初めに教えていただいた書道の先生は、ずい分年配の女性ですが、お話も古臭くないし、話題も豊富で、女性としても尊敬しています。何かあっても「お稽古を続けていて、こうして皆さんに教える事が出来て良かった」とおっしゃっていました その時は本当の意味が解っていなかったのだと思いますが、今こうしてある程度年を重ねてきて、先生のおっしゃっていた意味がよく解ります 私もそのように生きていきたいし、その道は私にとってそんなに間違っていないと思います 仕事のイラストなどはとても流動的ですが、その人その人の心が豊かになる絵という文化的なものは、時間がかかるけれど、とても意味があるものだと思います
何故そう思ったかというと、↑の生徒さんの絵を見て、すごく私自身楽しくなったからです
型にはめると絵は面白くなくなりますが、絵を教えていると、その内に生徒さんの絵はその人なりに開花してきます
それが面白くって・・・・ 私はなんて遣り甲斐のある事をさせていただいているんだろうと思います 頭ではなんでこんな事を喋っているんだろうと思うような事が、いつも教室ではスラスラ出てきて、全然大した私ではないのですが、自分なりに天職を感じています
それと、今日は絵の教室で、初めてこられた生徒さんがいて・・・・いつもパターンがあって、不安と緊張の生徒さんに、最初私は質問攻めに合います
でもそれこそ、ゆっくりゆっくりと、絵の世界に導いてあげると徐々に上達されて、みなさんとても心が豊かになられて、私はすごく嬉しくなります
将来まで、とりあえず精進していきます。
こういう事を、ずっと死ぬまで出来れば続けていければな・・・と願っています