何年か前に描いた絵ですが、ちょっとぼんやりした絵だったので、濃い色を足してメリハリをつけてみました
金属やガラスなど、色のないような色？は表現するのが結構難しいですね
この間生徒さんで、ゴールドの絵具を全部塗って、光の部分を表現された方がいましたが、からし色みたいになってしまいました
光った色を表現するのは、元々光ったゴールドを全部塗っちゃおう
と思いつきそうで気持ちは解りますが、光っているモノほど、黒のような濃い色と白のような薄い、メリハリのある色を交互にのせていく事で、光ってくるようになります
逆にメリハリのない色を重ねると、磨りガラスのようにゆるやかな光沢になったりします。こういう事は、段々やっていれば分かってくるので、やはりちょっと教えて貰ったり、何度も描いて塗ってみる事が大切です 最初は出来なくても、やっていれば段々とコツが掴めてきて、その内誰でも出来るようになります そう思えば、絵が描ける事なんて、チリのように小さな小さな自慢ですね
でもきっとその小さな積み重ねが大切なんだなぁ
誰でも、何かのプロセスにおいて、成長するようになっているんだと、何年も同じ事をやっていて、そう思うのです
私は何かをずっとめげずに続けている人を尊敬します