平日の昼間、
飯田橋駅前の土手側から向かいのカナルカフェを見ると
デッキには数人しかお客さんがいないのが見えました。
土日はお客さんがいっぱいなのに…
平日はこんなに空いているんだ…
ということで職場の昼休みに行ってみました。
飯田橋のお堀にある カナルカフェ。
東京最古のボート場「東京水上倶楽部」のデッキを利用しています。
久しぶりに来ました。
毎回思う、入口のたたずまいが何とも言えなく、いい。素敵
左側がレストラン、右側がセルフ形式のデッキサイドカフェ。
今回はデッキサイドへ。
階段下のお店で購入して、デッキの席でいただきます。
(ピザ、パスタ、サラダ、スイーツ、ジェラートなど)
デッキには約300席あると書いてありました。
平日昼間のデッキサイド…空いている。
土日しか来たことがなかったのでこんなに空いているの初めて。
来た時には7人くらいいましたが、
帰る頃には3人くらいしかいませんでした。
この日はお天気もよく暖かかったので気持ちがよかった…
一番奥の席へ。
向かいではJR中央線、総武線が行ったり来たり。
堀沿いは桜並木なので春はすっごい混みますよね。
振り返ると飯田橋駅の駅ビル。
カフェラテ & カナルプリン
ジェラートと迷ったのですが
お店の名前が付いているものは間違いないだろう…
ということでプリンにしてみました。
やわらか~いタイプのなめらかプリンです。
口に入れるとほぼ液体…
ぽっかぽかで、静かで、まったりしていたら
お堀にそよぐやわらかな風にそっと頬をなでられました。
「そろそろ時間だよ」
とおしえてくれたのかな。
昼休みの1時間はあっという間。
さぁ、帰りましょう。
1時間の昼休みでは長居はできないけれど
こんなに居心地がよいのなら平日お仕事がお休みの日に
ゆっくり来ようと思いました。
カフェめぐりをしていて思うのは…
カフェってただお茶を飲みに行くところではなく
生活している現実の世界の隣にある別空間だということ。
日々の生活で抱えてしまう様々な荷物をそっとおろして
静かに心を整える場所。
窓から見える風景、お店のたたずまい、漂う空気感が
非日常へ連れて行ってくれます。
またすぐ日常に戻るのだけれど、
走り続けることができない私たちが一回立ち止まって
静かに自分を癒し、見つめ直す場所。
心を少し新しくして、また元の場所へ戻って行きます。
いつもそこにあって、温かく迎えてくれるカフェ。
次はどんな非日常に出会えるかな。