ブログ...「ウェブ・ログ（web-log）」

今さらだけど「ブログ」について。そもそも1999年に無償ソフトが登場して以来、個人が簡単に情報を発信できるホームページを簡易に作成・更新できるソフトがどんどん普及して、使いやすさから急速に広まり盛んに作られるようになった。
今年に入ってからさらに急速に普及したブログ、今年の流行語大賞の候補にもなっている。
個人の日記をメッセージとして公開したり、身の回りの出来事をニュースとして発信したり、考えたことや感じたこと、表現したいことを自由に発信するなどの目的で使われているのが一般的だろう。悩み事や相談事を打ち明けたり、読者の生き方にまで影響を与える人生哲学を熱く語ることもある。人気プロスポーツ選手や売れっ子芸能人、さらには政治家といった著名人のブログも多数公開されていて、個人PRにとどまらずファンや支持者との貴重な接点となっているようだ。
よく考えてあるなぁと感心するのは、自動車ディーラーや家電メーカーなどがブログ機能を利用して、主力商品や新製品をアピールするためのカタログデータベース、言わば販売戦略として活用している例もある。これはかなり効果が上がっているとか。

なんと言っても、共通となる話題を中心とした作成者同士や、読者と作成者、あるいは読者と読者の緊密なネットワークを築くことができることこそが、個人として楽しむブログとしては最大の魅力なんじゃないかな？。読者が自由にコメントできることなんて、作成者も読者もみんなが楽しめるよね。紹介したいブログやホームページを自由にリンクできることや、情報を参照した場合に作成元の作者にそのことを伝えるトラックバックシステムなども、利用者間のつながりをより有効にしている。

気がついたらあの人もこの人もブログを公開しているんだよね。楽しいけど読んでいたら一日がかりでも足りないだろうな。
これからますます普及し、ブログは本当に便利でこれからも大いに楽しませてくれるんだろうけど、迷惑なことも起きてきているんだよな。書く者、読む者、利用する者にモラルがないとせっかくのモノも台無しになってしまう。
私のブログ、いつまで続けられるか想像もつかないけど、みなさんとともに楽しく有効に活用していければいいなと思っている。