イージス艦

イージス艦とは、
対空、対艦、水上戦などの兵器システムをコンピュータで完璧に制御する「イージスシステム」を搭載する最新鋭の巡洋艦や駆逐艦などの艦艇の総称。「イージス」は、ギリシャ神話に登場する最高神ゼウスが、娘アテナに与えたあらゆる邪悪を払う盾(胸当)の名称だという。
さて、今回の衝突事故。情報の隠ぺいがどうだとか防衛大臣の政治責任を問うなど、本来議論すべきところがどこに行ったのかわからないことに発展している。こうした議論を国会などの公の場面で真剣に繰り返している政治関係者たちは、この大変な事故を機に、いったい何をどうしようと考えているのか。
被害に遭われた二人の漁師や漁協関係者には本当にお気の毒な事件だ。
日本には全部で5艦のイージス艦があって、価格は1艦1,000億円以上するそうだ。推進力を生むスクリューには4枚のプロペラついているんだが、このプロペラが一枚1億円以上するんだって。水中で4億円をぐるぐる回して進んでるんだよね。
ま、細かいことはともかく、1,000億円以上もする最新鋭艦が漁船一隻避けられなかったのか。爆弾を満載した小型の漁船が突入してきても避けられずに一緒に爆発する結末となるのかな。イージス艦には、選び抜かれた精鋭隊員約300人が乗り組んでいるという。要するに、操縦する組織や人間に問題があって、そこから政治問題に発展しているんだと理解すればいいのか・・。