東京に讃岐うどんブームってあったような、なかったような・・・。今日の晩は東京でちらほら見かける讃岐うどんの店で食べることにした。
讃岐うどんときたら、丸亀で食べたうどんが忘れられない。それは10年以上前、シーバスフィッシングに懲りまくってたころだった。友達の実家である香川県丸亀で釣り三昧の2泊3日を過ごしたが、そこで食った讃岐うどんの旨いこと旨いこと。
案内してくれた店は、友達の実家のすぐ近所。小さな入り口からは想像できないほど奥行きのある店で、驚いたことに店内は厨房しか電気がついていない。しかも窓がないので店内は真っ暗。
黒ずんだ木の分厚切り株で作られたテーブルに座ったら、上にある裸電球を各自でスイッチオンする。もちろん帰る前には消灯。えーやんこの雰囲気。
そんな広くて暗い店はおばちゃんが一人が切り盛りしていて、友達の話によると、昔は大勢の従業員がいたらしいが、一人、また一人と引き抜かれたり独立したりしていなくなったそうだ。
それでも味は大阪のうどん、そばとはまた違う昆布かつおのきいた出汁に、ほどよい硬さの麺がほんとにマッチしていた。そうそう、味とは関係ないけど、あまりにおいしいので、何度も通ったけど、一度ブレーカーが落ちて、厨房も含めて店内が真っ暗になったりした。
とそんな回想はいいとして、今日東京の港区で食べた讃岐うどんは、はっきりいってしょっぱかった。塩いれすぎ。関東向けなんやろなぁ。さらに、うどんも普通やし、いったい何が讃岐なんだろうか??