助けてババピンチ

2006-01-28 01:09:42 | 日記・エッセイ・コラム

学生時代、早朝から阪急京都線で梅田→河原町間を通学していた。特急で45分ぐらい乗りっぱなし。座れた場合かなり眠れる。しかし、もともとお腹の弱い私は、早朝だけに、たまにというか、けっこうしょっちゅう、この電車で腹痛(うんち)にみまわれてた。

クラスメートで同じ電車で通っていた友達の場合は、私以上にお腹が弱く悲惨な話も多い。そんな二人がこの状況を名付けた。


『ババピンチ』


である。


「今日のババピンチめちゃやばかったわ~」


ってな調子だ。
で、ババピンチの場合、降りれるのはちょうど中間地点の高槻駅のみで、あとは、え~っと烏丸?やったか、、忘れたけど、とにかく終点近くまでもうとまらない。高槻に停車するとき、我慢できるか?、、無理か?。。。微妙なレベルの場合、降車の判断がかなり難しい。


いつの時期からか、そんなシビアなことに疲れた私は、早朝の場合は特急をあきらめ、急行にのることにした。いっぱい停車するし。


ある日のババピンチ。茨木市駅で降車し、ダッシュで便所まで向かった。急行に乗っててよかっよ。。。って感じ。
さて、今でこそ綺麗な駅であるが、当時はかなりボロく、汚さ全開の便所はなんと男女兼用であった。たぶんね(謎。 そんでそのときは運良くすぐにトイレに入れて用をたせた。せーふ。




そんなありがたい茨木市駅のトイレ、個室の壁は落書きで埋め尽くされていた。ところせましとお経のような感じで、ちっちゃくゴソゴソ書かれている。いろんなトイレに入ったが、これはなかなかめずらしい。無事用を足せた満足感から、なんとなくそこらへんの落書きなんて読んだりしながら余裕で個室を出ると、


ぎょぎょ! ぎょぎょ!!




行列ができていた。しかも女ばっかり!。
先頭のOLはかなり憤怒顔。眉毛つり上がっとるし。
慌てて離れ、勇気を振り絞って振り返ってみた。


振り返った光景は、各個室のとびら前に行列ができており、個室に入るまでの激しいデッドヒートが展開されていたのだ。これって当たりはずれあるやんな。。。そんなことも知らずに、私は余裕で落書きなんて読んでて。。。ごめんなさい。



まぁそんな想い出もあったりなんかして、今でも電車に乗ってて、たまにお腹が痛くなると思い出す。

『ババピンチ』。

いや、そんな言葉より、もしやあれは女便所だったのか?と。



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アメリカ産牛肉に気をつけろ2

2006-01-27 23:42:00 | 日記・エッセイ・コラム

アメリカから狂牛肉が今月19日までに、すでに1373トン輸入されているらしい。んで脊柱が入ってたのを見つけて、再び全面輸入禁止。



でも1373トンの追跡調査はしないという厚生省。



追跡調査、強制回収もしないなら別に元から禁止にすることないやん。なんて思うのは私だけでしょうか??



私が思うに、そんなに日本の一部の者がアメリカ産の牛肉を輸入したくごり押しするなら、いっそ生きた牛をそのまま輸入して、日本で全頭検査すればいいやんとも思うけどな。



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追い越すまでの妄想劇

2006-01-26 00:30:31 | 日記・エッセイ・コラム

土日に降り積もった雪はまだ消えていない。路肩に積もった雪は氷のような固まりになっており見るだけで寒い。一部透明にちかいところもあったりする。


夜、駅から家までの帰り道。
前を歩く唯一の人影はその路肩の氷を足でゴシゴシこすりながらゆっくりと歩いていた。仕草は子供なのだが、追いつくにつれ、どうやら中年サラリーマンのようだとわかった。まるで学校から帰宅する小学生が、雪の凍った固まりで遊びながら帰っているかのようだ。そんな風景をおっさんが凍てつく夜に一人演じていた。


徐々に近づくと様子が一変した。猫背なうつむき加減の影。闇を背負って寂しそうにしか見えない。きっと家に帰りたくないんだなぁ。




おそらくこのおっさんの家庭は崩壊寸前だ。厚化粧になった奥さんは朝帰りもしばしば、二十歳前の子供たちとはもう何日も会話がない。。。
息子が口をきいたと思えば、「こづかいくれ」。
いや言葉ならまだいい。
娘には置き手紙で催促され、その手紙の横に5千円を置いた。妻の顔を見たのはいつだったか。仕事もうまくいかない、人間関係は常になやみがつきまとう。5年前、無趣味から脱却しようとはじめたゴルフ。あのゴルフクラブを最後に握ったのは・・・
ああ思い出せない。
そういえば最近笑ったっけ?



そんな妄想劇は
寂しげな影を追い越し、視界からきえるまでふくらんでいた。



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通勤電車で

2006-01-23 23:24:31 | 日記・エッセイ・コラム

最近、マフラーを首に巻いて不動の姿勢で気絶する術を会得した。周りからみれば仮眠と見えるかもしれんが、実際は途中の駅の記憶が完全になく、これはまさに気絶!?

あるいは、あれれ~もうついた? まるで瞬間移動の超常現象にも感じられる時がある。そんなときは、立ち上がったとき軽いめまいを覚えるのだ。

よくぞこの境地まで!
無空術を会得したクリリンの気持ちもわかるっちゅうねん。
しかもどういうわけか寝過ごすことはなく、降りる駅一つ手前で目が覚めるというおまけつきだ。


ただし術を発揮するには条件がある。
隣の人の状態だ。
小柄な人。
口呼吸しないひと。
ウオークマンがやかましくない人。


なかでも口呼吸されると、口から息と一緒にでるあらゆるものを私が吸わされてるようで、気になって術をかけられない。ここらへん、まだまだ修行がたりないわけだ。


なーんてね。



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雪って冷たいね

2006-01-21 23:16:10 | 日記・エッセイ・コラム

朝から雪。ずーっと雪。
午前中、駅前に用事があり、片道歩いて10分。めずらしい雪景色を眺めながら、おそるおそる歩いた。関東では5年ぶりの大雪とのこと。途中なぜか歩道の雪かきをしてるおじさんがいた。どんどん降り続いて積もってはいるが、かといって歩けないわけでもない。ちょこっと一部雪かきしたところで屁のツッパリにもならないが、きっとやってみたかったんだろう。



帰宅後、自宅マンションの敷地を通ると20cmほど積もってるところもあってびっくり。病み上がりのモモコであったが、わずかの時間だけ雪で遊ばせた。病み上がりでなかったら雪だるまでも作ってたが、まぁそれは次の機会で。



今外をみると白夜の銀世界だったりする。



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