モモコのミニ一人旅で大迷惑

「モモちゃんが行方不明になっちゃって」
幼児教室の様子を聞こうと、会社から電話をかけてみたところ、モモママが元気のない声でモモコ行方不明事件を語り出した。

幼児教室の帰りに立ち寄った食品売り場で、ちょっと目を離した隙にモモコの行方がわからなくなったらしい。まぁ見つかるだろうと思っていたが見つからず、サービスコーナーで館内放送を流してもらったらしい。

それでも、なかなか現れないので、すぐ近くの警察の詰め所にいこうという話にまでなったが、別のサービスコーナーからモモコ現るの一報が入り、急遽そっちへ向かった。ママは歩きながら泣いちゃったらしい。

そこにはマクドの制服を着たお姉さんと遊ぶモモコがいたそうだ。モモコの足取りは、食品売り場を出て、少し先のマクドの中に入り、ぐるぐる回って遊んでいたらしい。サービスコーナーに連れてきてくれたのは、そのマクドの女性店員で、モモコはよくなつき、なんだか楽しそうにやってきたらしい。

私でもこのご時世だから、モモコがいなくなったらいろいろ想像してパニックになるかも。おそらくモモママは「どこいってたの！」と怒る気力もなかったと思われ。それにしても、子供は「ママがいない～」と泣かずに、ママが「子供がいない～」と泣いていたわけだ。まったくモモコのお気楽さには参ってしまうが、なんにしても無事でよかった。

 

お絵かきなど

モモコにクレヨンを持たせてからというもの、私も絵を書く機会がかなり増えた。モモコに「書いて」と催促されたとき、私の場合は犬、熊、豚、サメ、魚など、最近はクマさん２匹が手をつないで話してる絵を描いたりして、ちょっと楽しい。ちなみにモモママはぬいぐるみのようなクマさんだけしか描かない。去年、義母がやってきたとき、モモコの催促で義母が描いた犬は、毛牛のようだった。おそらく義母にしてみたら何十年かぶりの犬だったと思われる。きっとそのうち絵に限らず私たちが小さいころやったことを、いろいろやらされるのだろう。

シーパラにて

昨日は八景島のシーパラダイスへ行ってみた。イルカショーをみたけど、今まで見たイルカショー（須磨水族館、和歌山の白浜）にくらべたら残念ながら一番低レベルだった。

技もさることながら、演技と演技の間が非常に悪い。つるされたボールを尾びれでたたくという大技も一回きり。モモコもママもたいしたインパクトは受けてない感じ。

そんなイルカショーより一番ビビったのは、水族館のセイウチ。かなりでかいセイウチがガラスの前で大きめのイワシのようなえさを３匹、口から出したりくわえたりを繰り返していた（笑　

イワシはぼろぼろ。彼らは頭がいいから、観客の驚く姿がおもしろいのかなと思ったが、目はモモコの握り拳ぐらいあるし、針金のような口ひげの間にある口からぼろぼろのイワシが３匹、出たり入ったりするのはかなり恐かった。

その晩。モモコは夢で思い出したのか、何度も夜泣きで起きていた。

ひ、ひやきおうがん もってこーい。