カバンに入れていた折りたたみ傘を会社の机においてきてしまった。雨は降らないだろうと思ってのことだが、電車に乗っているときに降り始め、駅に降りた頃には本降りとなっていた。
なんてこったい。
家までは歩いて約12,3分。そこで選択肢は以下となる。
①そのまま濡れて帰る。
②安い傘を買う(400円)
③バスで帰る(210円)
④タクシーで帰る(680円)
タクシーを使えばほぼ濡れないが、乗り場へいってみると長蛇の列。しかも列の途中からは屋根がないので、傘を持ってないと結局濡れる。バスを使えば、降車するバス停から家までは3分ほどなので、いちばん手っ取り早いが、時刻表を確認すると30分待つ必要があった。傘を見に行ったが、安いビニール傘は売り切れ。他をさがすか、高い傘を買えばいいが、去年から突然の雨が多く、帰りに仕方なく買ったことがあったので気が引けた。(後々を考えると傘を買うのもいいのだが)
バスの時刻までコーヒーショップで時間をつぶすかと考えたが、コーヒー代を考えると割に合わない。ああ、なんで折りたたみ傘を置いてきたのだろう。カバンに常備してこそ意味のある折りたたみ傘なのに。。。
とごちゃごちゃ書いたが、結局そのまま歩いて帰ったのだった。たいして人通りもないので、ハンカチを頭にかぶり、マスクで固定。そんな格好でマンションまで歩いた(笑 マンションについたときは、ハンカチの水分はすでに飽和状態で、水を絞り出すことができた。
晩飯を食べ、シャワーを浴びた後、何気なく外を見てみると、満月に近い月が虹の輪を従え輝いていた。どうやら天気は、まさかの急速回復。どしゃ降りの中を歩いたのは、ついさっきの出来事だったのに、なんだか、私の記憶も急速に過去へ遠ざかったような気がした。
何年か前、よわよわダウジング倶楽部なるものを発足させ、ダウジングとは関係ない活動をしたことがあった(なんじゃそら)。。。
まぁそれはいいとして、今日、振り子の記事を雑誌でみて、今さらながら何気にやってみた。
5円玉を糸でつるして右手でもつ。じっとみてると右に回る。左の手のひらを5円玉すれすれに近づけると、さらに大きく右にまわった。ためしに近くにあったチョコレートの上でやると左まわり、オレンジの上でやっても左回りになった。
再び手のひらの上にもってくると右回りにもどった。先日富士山のふもとに行ったとき、もって帰った溶岩の塊にかざしてみると、すごい勢いで左に回った。これってどういう意味なのかなぁ。
ちょっと興味がでてきたので、しばらくいろいろ試してみたいと思う。
ドギーパークというところに立ち寄った。ここには地ビールレストランがあり、目玉はラオホというドイツ式地ビール。
ビールはおいしかったけど、料理はファミレス並。値段が高い分ファミレスに軍配は上がる。とまぁいつも出かけたらビールばっかのんでるわけだが、このたびドギーパークへ立ち寄った本当の目的はモモコと犬をふれ合わせるということだった。
ドギーパークは約250頭の犬がおり、おとなしい犬は自由にさわって遊べる。さらに30分ほど犬をレンタルできるので、園内をいっしょに散歩できるというのが特徴。せっかくなので3人でひとしきり園内を回ったあと犬をレンタルさせてもらうことになった。つれてこられた職員おすすめの犬はシェトランドシープドッグのカール君。首輪のひもは大人が持たねばならないが、職員が気を利かせて2本つけてくれた。
モモコに一本もたせてお散歩開始。カールは雪が好きらしく、たまにかじって食べてた。優しい雰囲気があり人なつっこい性格らしく「カール」としゃがんで呼んでやると顔を寄せてきてスリスリしてくる。雪の残った園内をゆったりとした時間の中で歩き、やがて約束の時間がきた。借りた場所までもどり、カールを職員に返すと、なんとモモコが突然泣き出した。カール行かないで!涙をポロポロながして別れを惜しんでた。たった30分ほどの時間で別に楽しさいっぱいというそぶりもなかったモモコは実はすごく楽しかったようだ。
そのカールはというと、全く振り返ることなく職員につれられて奥へと消えていった。カールは人気もので、何度も散歩にでてるから、その日の出番はもう終わりだとか。なるほどと納得。ホームページの紹介を見るとくしゃみをすると怒るって書いてあるけど^^; でもモモコの初散歩としては大成功だった。ありがとうカール。