天龍宝厳素食館
昼食は "大雁塔" 近くで精進料理をいただきました。落ち着いたお店で お商売も無く ゆっくりとした時間でした。経営者が天龍寺の塔頭のお坊さんだったとか・・日本料理をアレンジした料理もあり 食べやすい味付けでした。食事の後は 西安空港に。 2泊3日 の短い旅でしたが、見どころいっぱい、心残りもあります。紀元前三世紀より次々と王朝が入れ替わり (西周、秦。西漢、新莽、西晋、前趙、大夏、後秦、西魏、北周、隋、唐など)、中国の古都として三千年以上の歴史をもつ西安です。ゆっくり滞在して、遺跡を訪れ、歴史の街を歩いてみたいと思いました。
今では 副省級市(ふくしょうきゅうし) から 直轄市(ちょっかつし) への昇格を目指して、開発されています。地下鉄工事も行われ あちこち掘り起こされています。貴重な遺跡が壊されることなく開発が進めば良いのですが・・・。
太極拳
西安3日目の朝です。
2泊3日の旅なのに 随分引き延ばしています。
それだけ見どころ満載だったのでしょう。
もうしばらくお付き合いくださいね。
「陜西歴史博物館」 前で 太極拳をしているグループがいました。
この博物館、解説書によれば 中国第2位の規模、数々の重要文化財が展示されているとの事ですが・・案内されたのは古美術の売店? のようでした。時間がないから仕方ないかもしれません。
大雁塔
唐の第3代皇帝高宗が母・文徳皇后の為に建てた唐代の寺院、その境内にそびえる玄奘三蔵がインドから持ち帰ったサンスクリット語の経典の翻訳と保存の為に 652年に建てられた高さ64Mの塔です。塔内にも入りましたが 廻り階段で登って四方を眺める位かしら? "西遊記" で有名だから? 三蔵法師の人気は高いようです。小雁塔もありますが 今回はパスでした。
大雁塔四方
せっかくですから東西南北?から撮った写真を載せておきます。方角は?です。
汚点
餃子をいっぱい食べて
ビールを程良く飲んで
夜空の連凧を見上げて
おしゃべりしながら
気分良く
ホテルに戻ったのですよ。
明日の予定を確認して 「お休みなさい」って、部屋に戻ったのですが・・・ドアが開かない! カード式なんですが・・・何度差し込んでも 「エラー」 です。お隣の部屋から フロントに連絡して待っていたら・・・フロントマンとガイドさんがやってきました??? {ガイドさんまで???} 一緒に部屋に入りフロントマンの指さすカーペットを見たら・・・・黒い点? 多分・・・いいえ、しっかり煙草の焦げ跡です。喫煙ルームですから 煙草を吸う事は良いのですけど・・・焦げ跡は・・・ は覚えないといいますが・・・吸っていますからね~~。修理代を払って解決しましたが・・・煙草の火の不始末・・・恐いです。我家のカーペットにも一つ、二つ ありますからね~~~。反省してくれたらよいのですが・・・(いまだ懲りず吸っています!!!) 修理代は 「海外旅行傷害保険」 で戻って来ました。禁煙する良い方法があったら教えてくださいな。
連凧 (keepchさん提供)
西安城内に着く頃にはすっかり日が落ちて・・屋根から出ているのは 連凧です。あちこちの観光地で 凧揚げの実演をしながら 売っていました。20cm四方位の紙凧が重なっているのですが・・・風に乗せて空高くたなびかせるのはかなりの熟練した技量が必要なのでは・・お土産に買われた人も多かったのですが 実際あのように凧揚げ出来たでしょうか?
餃子宴
さぁ 今夜は西安名物の "餃子宴" です。古くからあるお店のようでしたが 名前忘れました。(覚える気がないのね)週末のせいか とても混んでいました。カラオケ?を 楽しんでいるグループもおり、店内はかなりごったかえしております。
今日の3品
前菜
真珠を模した小粒な餃子スープから始まり
次々に餃子が並びます。
テーブルにお店のガイドさんが付き
説明してくれますが
お商売も忙しい!
このお酒も 勿論売り物です。
《纏めて買うと安い?から 皆さんで分けて!》
とにこやかに云われると・・
酔いも手伝って・・・
yoyoも1本持ち帰りましたが・・
家で飲んだら・・
美味しくない!
はっきり言って まずい!
奇妙な味でした。
殆ど残っていますから
試飲したい方は ど~~ぞ
食べ終えた餃子蒸籠の積み重ねです。
おなかいっぱい!
いい気分で ホテルに戻ったら・・・
大変な事が待ち受けていました。
それは又次回に!
紙芝居の世界ね!
華清池
秦代から続く温泉地で、唐代中期の玄宗皇帝と楊貴妃が愛の日々を送った場所としても有名です。白楽天の長編叙事詩「長恨歌」に詠まれています。(唐歌舞ショウの必須出し物です。)
華清池 に2人が使用した浴槽が出ています。
1936年の西安事件の(近代史)重要な場所です。
この宮殿を借景して毎夜 "歌舞ショウ" が開かれているようで、庭や池のあちこちから 野外ショーに使われる鉄骨の組み立てが出てきました。
楊貴妃を模した?白い像(ビーナスのような?)には ちょっとのけぞりました。
(兵馬俑1号館入口の大きな俑兵と女の子もちょっと引いたのですけど・・)
これがいいのかなぁ~~~
そろそろ夕暮れ、西安城内に帰り 今夜は "餃子宴" です。
仲間達
兵馬俑坑の各像は一体毎に表情豊かで個性があります。
兵馬俑坑大博物館 でご覧下さい。
で・・・
この仲間達も 表情豊か?? で 個性的??
昨年と変わり無し! と思っているのですが・・
永遠の青春・・
不老不死の薬を求めての旅?です。
来年も宜しく!
陜西料理
お昼は 郊外のレストランで "陜西料理"
地元の野菜をいっぱい使った 郷土料理です。
"大学芋" もありました。
お食事はそれぞれ特色があって、美味しいのですが
その都度 お商売が始まり、
お酒やお土産物を試食・試飲しながら売り始めるのです。
ちょっとげんなり・・
そのやり取りを楽しむ事も出来ますが
毎食となると・・
屋台でいいから
自由にたべたいなぁ~~~
と思う yoyoです。
今日の三品
野菜中心で あっさり胃に優しい内容でした。
肉食系には ちょっと物足らなかったかも・・
ザクロ
秦始皇帝兵馬俑へ行く途中
お昼になりました。
この辺りはザクロの産地です。
道路沿いにザクロを山積みにして
売っている露店がいっぱいありました。大きなザクロと小ぶりな柿を売っています。左の写真はレストランで出されたザクロ、懐かしい味でした。
200元(20元?)とか???高すぎる!!露店で5元?5元でも地元では高いと思うよ。表面が白いのと赤いのがあります。柿は段ボール箱に並べられて売っています。やわらかそうな熟した柿です。
keepchさん提供