お店のご夫婦に呼び止められて、店内奥の蔵を見学しました。
この外観が蔵を覆って、
その蔵が生活空間なのです。
ひんやりとした空気で、夏場は気持ち良いでしょうね。
冬はどんなだろう?
続いてお向かいの「山吉肥料店」。
以前は塩の専売を商っていたとか・・
座敷蔵は生活の場として使われています。
五月人形が飾られていました。
それぞれの蔵ごとに組み木の柄も違っています。
今ではこのような蔵を造る大工・左官屋さんも少なくなっていることでしょう。
蔵の入り口の扉に描かれているこの模様は「蛇」を表しているとか、
蔵にネズミが入らないようにとの意味合いだそうです。
贅を尽くした蔵を造り、その中で生活していた横手の豪商の暮らしに
くら くら くら となったyoyoでした。
「ご先祖の築いた蔵が 今は観光の目玉になって
訪れる人々を楽しませているなんて想像だにしていませんでした。」
と蔵の説明をしてくださった奥様の言葉が印象的でした。
普段の手入れ・維持は大変と思いますが
素晴らしい宝ですから 大切に保存していってほしいと思います。
うわずみ桜
増田の蔵
また、お客さんをもてなすための座敷蔵でもあり、母屋ともども「鞘」って呼ばれる外囲いで覆われていて、外がら蔵があるとは見えないようになっているんです。生活の場はあくまで母屋なのです。
55間って凄く長いですね。三十三間堂の長さと比べてました。
でも敷地に四軒だったらその長さは必要かも。