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ピリス&アバド モーツァルト ピアノ協奏曲 第14・26番

2014-06-16 07:23:05 | クラシック音楽
モーツァルト『ピアノ協奏曲第14, 26番』
ピリス, アバド&ウィーン・フィル(1992&1990年録音)

マリア・ジョアン・ピレシュ1944年生まれポルトガル
かなり有名なピアニストですがわたしにとっては初めてのピアニストです

クラウディオ・アバドはポリーニと一緒にやってた頃と言っても若い頃が好きで
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者になる前後だったでしょうか?

今こうしてWikipediaで写真を見ると
その当時と比べるべくもないよぼよぼはポリーニの姿を見たら当然か?
そんな頃好きな指揮者でしたが。
この録音はバブルの始まる頃と言うことはもしかしてウィーンフィルハーモニー管弦楽団の
常任指揮者になるのが1990年ですからあぶらが乗ってる頃ですね。



マリア・ジョアン・ピレシュはほとんど問題無いのですが
テンポ内を自由に走ってるのが好きな人にとっては
生きの良い表現で演奏となるのでしょうが
落ち着いて聴きたい自分にとっては
うーん?ちょこまか動かないで頂戴!

お願いしたくなるかも

特にちょこっと走るところに
女性が男性の腕に胸を押し付けておねだりしているかのような
なんと言って良いのか押し付けがましいのか?
わたしは好きで無い表現方法かもしれません

ただしピアノの粒は揃っているし
音も随分綺麗であることは間違いありません
ボーッと聴いてる分には最高のモーツァルトであることは間違いないですね。


しばらく何気に聴いてる

あかん!
ボーッと聴いてる間にはまって来たかも!
マリア・ジョアン・ピレシュって良いかも!

走り具合が感性にあって来たというか
自然に感じられるようになって来たようです

マリア・ジョアン・ピレシュって走り具合が
うまいこと方向性に変わって
聴いてる人をしっかり同じ方向へ引っ張ってくれる演奏をしてくれるようです

ベームとポリーニの演奏のように
手のひらで遊ばせてくれるような演奏ではありませんが
ジェットコースターの様に強引でも無いので
生き生きとして感じるし
久しぶりに元気のいい演奏を楽しめた気分です。

本日二日目の視聴ですが
ピリスってとても良いですね
モーツァルトのソナタなんかも聴きたくなって来ました。

26番のピアノの出足から随分綺麗な音が聴けます
素敵なピアニストにしろ指揮者にしろ
自分の音と言うものをしっかり持ち合わせている様です。

Kakishima

コメント (2)
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