クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

ベートーヴェン ピアノソナタ 第9・11・12・27番 スビャトスラフ・リヒテル

2014-06-23 07:33:28 | 脊髄損傷
スビャトスラフ・リヒテル

ベートーヴェン

ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 作品14-1
ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 作品22
ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 作品26
ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 作品90

第9番
単音がこの上なく綺麗に響いています
アルトゥール・ルービンシュタインの場合もそうなんですが
一個一個の音が自信にみなぎっているし
無駄な音なんて一個も無いんだぞと言わんばかりに
丁寧に弾いてるのがわかります

ベートーヴェンのソナタでは
後期の三つは楽譜を見ながら弾きつつ
いつかは演奏会に取り上げて見たいと思った記憶があります

この曲集聴いてると
ほとんど弾いたことがあるので
反対に弾いたことの無い曲を上げると

告別・テンペスト・ハンマークラヴィーア
以上の三曲だけ弾いてないのかも
ただしテンペストは生徒が弾いていたので
一緒に練習したかもしれない

こうして
有名ではない番号のソナタ聴いても
十分楽しめると言うことに気がつくのが

アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリが弾いた第4番と第12番を聴いた時

自分が練習していた時
これらのきょくがもっと素敵だと言うことに気がついていればと
今更ですが反省していますが

今だと
四肢麻痺・脊髄損傷ですが
もっと人生楽しまなあかんで!

毎日自分に言い聞かせつつ
前向きになることなんだろうと思います

iPadだけで音楽制作も不可能と言うわけでは無くなって来ているらしいし
音符の打ち込みが嫌いでなければ音楽制作も可能に近くなってる



今は音楽鑑賞だけでも十分楽しめている

第11番
第3番と時折間違えたりしてますが
この2楽章は高校生だったわたしでも好きだったにちがいない

でも
こんな綺麗な音は出せなかったろうと想像できます

第12番

第27番

この辺になると
メロディーの進行方向が分からないで弾いていた
自分を思い出します。
一個一個は強い方向性を感じられるのですが
ちょっかい出されるメロディーラインと
自分の位置関係を見失っても

こうなんだぞと!
知ったかぶって弾いていた様な記憶が思い出されます。

Kakishima
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする