実家にて。
・食事作り。
母は
私が台所で夕食を作っている間
居間でテレビを見ていた。
夕食ができたため
母を呼ぶと
「本当に久しぶりにまな板のトン
トンという音を聞いて幸せだっ
た」
と言い、
「この感動、俳句でも詠まんな
ら」と言う。
・髪をカットする。
本人より5ミリカットしてほしい
要望あり。
・玄関先のナンテンの剪定。
このナンテンの木の背が高くなる
と、母が玄関の手すりにつかまり
訪問者を見送る時に視線の邪魔と
なるので、先端をカット。
・玄関に掛けてある絵の交換。
遠藤典太画伯「ビャクシン」を
掛ける。
・デイサービスでの話を聞く。
人間模様について。
・母の「誇り」についての話を聞く。
母は長年、フランス刺繍をして
て、近所の人を数人集めて教えて
いたが、母自身は技術がないから
誇りがない、とのこと。
むしろ技術がないのに教えていた
ことは汚点とのこと。
だから唯一誇りは年齢を重ねてき
たこと、とのこと。
・ベッドまわりの整頓、洗濯。
・そのほか、薬取り、雑用多数。
家の中を杖歩行し
動作はかなりゆっくりではあるが、
こまごまと
気になることをこなしている母。
「私、86よ、
あなたぐったりしている場合じゃ
ないわよ」と言われても、
私は疲れて動けない。
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