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藤のさやと種です。
さやは
とてもとても硬く丈夫で、
やさしい産毛に覆われています。
しっかりと種を守っているのだなぁと思います。
種は黒くつややかで
まんまるで
このひとつの種が
木に絡まりながら登る藤になることは
想像しにくいです。
「草木で染める」村上道太郎著
によれば
藤つるの繊維は
縄文時代から織られていたそうで
藤布と呼ぶそうです。
藤には山の霊が宿っていると
信じられていたそうです。
山には
藤があちらこちらに生えていますが
その存在を意識するのは
さやと種が落ちている寒い時期と
花が咲く春です。
いつか
その繊維で織物を
そして
染め物もしてみたいです。
鬼滅の刃で藤の花の咲き乱れる山が出てきました。
美しい描写でした。
確か 鬼が嫌うのがこの花
長い花弁が垂れ下がるところは幽玄ですよね。
コメントありがとうございます。
藤の織物を見てみたいですね。
おっしゃていただいたように
藤は不死、不二、に通じるそうです。(少しネットで調べました)
きっと昔の人は願いを込めて織ったのですね。
山の木や草には人との歴史が隠されていますね。
コメントありがとうございます。
残念ながら私はその藤の場面を見ていないのですが、鬼滅のアニメの最初の風景は本当にきれいでしたね〜
藤は魔除けみたいな力があったのですね。
今は山ではどちらかと言うと、
厄介者扱いなので、何か関われたらいいな、と思っています。
コメントありがとうございます。
媒染によって、
ベージュや薄い焦茶、チョコレート色になると本に書いてありました〜魔除けになりそうですね。