出かける間際に、まさに車庫から出てる最中に、
叔父宅のお嫁様が電話してきた。
今、出かけるけど〜 どうしたの?
今からすぐ行くから、待っててー!
なんだか知らないけど、仕方ないから待った。
通りかかった近所のオバ様と5分くらい世間話してたら、来た。
お嫁様はぷりぷり怒りながら、
メス鮭2本分、切ってパックしたのを車から出し、
愛子さん、もらってください!
あん? なんで?
もー! メスの注文がキレたら、ドカドカ人にあげ始めて。
じゃ、いいわよ、そっちに回せば。わたし、いいよ。
ダメダメ! 何もしない人にドカドカあげるくせに、
やってくれた人達には全然あげないから、頭にきた!
注文なくなったら、そうなりましたか? ははは〜
頭、おっかしい! イライラする! もらってください!
姑である叔母に怒っているのだ。
お嫁様も大変だ。毎日のことだし。
私は嫁姑問題を経験してない。
人生、それだけはラッキーだった。
ビデオの姉達や父親と仲良しで、家族に可愛がられた。
あの家族で仲良くできないのは、夫のビデオだけだった。
私なら耐えられない。
お嫁様はよく辛抱できるもんだ。敵みたいな人と住んで。
で、お嫁様は2本のメスを切ってあったけど、
イクラは筋子状態で、ほぐしてなかったから、
2腹4つを、私が丁寧にほぐして何度も洗いながし、
70度のお湯にくぐらせ、薄めに味付けした。
万が一のアニサキスも、これで心配無し。
子どもに送ろう。
息子は2回目だけど、前回は奥ちゃんがほとんど食べたらしいから、
今度は息子もありつけるかな?
娘には今期初。仕事の関係でどうかな?と思ってたけど、
食べたい、というから送ることにした。
鮭の体は、半身ずつ。
シチューでもフライでもどうにでも。
あと半身は、近所のオバ様に。←最近、なぜか新品の鍬をもらった
あと半身とイクラの余りは、友人に。←鮭イクラが好き
わたくしは、絶対食べるもんか、あそこの鮭なんか。
食べたくなったらスーパーで買うわよ。