Facebook、2013年1月10日。
娘は、長かった髪を直前に短く切り、
それまで痩せていたのに、成人式を目指すようにぽっちゃりし、
伊勢丹の写真館で前撮り写真を撮った。
これは終わって帰る時。
本当にたくさ〜んを見た中から、
娘と私がこの柄を見た瞬間に、「これ!」と決まった着物。
成人式当日、
S区●●会場でゲストスピーカーのオバさんが、←娘の表現
帰り際に娘の前で立ち止まり、まじまじ眺めながら、
「あなた、いいお着物を着てるわねえ、おばあちゃまが選んだの?」
と聞かれ、「いえ、母が選びました。」と答えると、
「ほんと? まあ、すごく趣味がいいわ。素敵ねえ。」
と言ったんだよ!と娘が大喜びで話してくれた。
古典柄が好き、ていうのが、その方と同じだったんだろう。
仕立て代や、帯や小物や着付けや写真撮影など、
合計するとかなりの金額になる。
この着物は予算をオーバーしていた。
でも、これを選んだ。
そういう時期としての思い出でもある。
そして、この子達の成人式当日は、
東京が突然のドカ雪に見舞われた年だ。
大雪だった。15センチかそれ以上降った。
式典後、着物姿のまま、娘と友達が新宿に来て私と合流し、
東口地下街を歩いて、洒落たお店でランチを奢った覚えがある。
娘達は、大雪の成人式なんて思い出に残るね〜!と意外に楽しんでいた。
2021年1月10日、ここも大雪。
昨日、大雪の中、成人式をしている村がテレビに出ていた。
大雪でもできるならいい。
今年の成人式は中止のところもたくさんありそうだ。
(成人式自体は無くてもいい、と私は思ってるけど、)
コロナでできなくなる、というのは、ホントかわいそう。
どんな時代を生きるのやら、20代の若者達よ。