遊ちゃんと2人だけの夜

・・自分記録の独り綴り・・

33回忌

2024-10-10 22:13:07 | 月下美人

父母の墓石の隣に生えていた紫露草。

 

 

今日午前10時、父の33回忌をやった。

上げ法事、という簡素なもの。

住職にお経をあげてもらい、←その場に立ち会わない

位牌堂にお供物などを備えてもらい、

こちらは予定時間に言って、位牌堂でお線香を立て合掌。

 

 

33回忌は弔い上げになるかもしれない、と思う。

50回忌なんかできるんだろうか? 17年後? 

母の33回忌は、25年後かな?

住職に、私無理かも、と言ったら、俺も、と言われた。

 

 

実は、33回忌を忘れてた。本当なら6月だ。

9月のお彼岸の時、住職に「愛子〜 忘れてるよ。」

と言われて、え??

去年末にハガキを出してあったそうな。来たかな?

 

というわけで、今日にお願いした。

位牌堂でお線香を立てていたら、私に気づき、

「おはようございます、こっちだよ。」

と呼ばれた部屋で、住職とお茶のみながら世間話。

45分くらい、2人で話はずむ。

 

お布施1万円、塔婆は千円。←塔婆代は激安

 

住職、子どもの頃は字が下手だったのに、

職業柄、数をこなして、いつの間にか上手くなっていた。

位牌堂に立ててあった塔婆の毛筆をながめ、

「こんな字が書けるようになったんだねえ。エライエライ。」

と褒めると、悪ガキ同級生住職、ギャハハ!と笑う。

はあ〜 もう5歳からの付き合いだからねえ。

2人でバカ笑いしながら、心の隅でなんか妙に尊く思う。

互いに年を重ねた姿を見る、この何気ない光景の奇跡。

 

 

 

 

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