from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

「命の感動体験」1

2005-10-06 | ディプシー(日記)
ラーラの通う小学校で「命の感動体験」事業というのが実施されている
5年生の児童が、地域の乳幼児と触れ合う機会を設定したものだ

1時間弱の設定の中で、少人数のグループに分かれてそれぞれが関わりをもつ
積極的に赤ちゃんをあやす子
なかなか話しかけられないでいる子
照れてしまって友達とばっかり遊んでしまう子
いろんなタイプの子がいる

私は今日そのお手伝いに行ってたんだけど
正直な感想は…
《5年生ってこんなに幼いのぉ?》
「赤ちゃんの玩具であんたらが遊んでどうするの~!」
って何回かつっこみ入れてしまったよ

赤ちゃんを連れてきてくれるお母さん達も、輪の中に入って話をする
乳幼児のお母さんだから、小学生高学年の子達は未知の生物…
お互いに扱いが不慣れだ
私もだけど…
そこに民生委員さんのおばあちゃま世代も加わって
異世代コミュニケーションとはまさにこのこと
妙な空気を体験してきました


この事業の主旨とはかけ離れたところで
最後ちょっと飽きちゃった子ども達と外で遊んだんだけど
これが新鮮
1才半から2才、一番大きい子で4才
うさぎを見て葉っぱをちぎってあげてみたり
地面に小枝でアンパンマンの絵を描いたり
誘うことに喰らいついてくるからすごい

ラーラともいっぱいしてきたことだけど、なっかなか反応は…
大きな大きなアンパンマンの絵もチラッと横目で見て
ぐじゃ~っと踏みにじられたり…
それでも反応してくれるだけ嬉しくてよく描いた

一度描いたアンパンマンは誰にも消されることなく
カレーパンマン・バイキンマン・ドキンちゃん…
描くたび子どもは大はしゃぎ
フツーの子ってこんなにかわいいの?
やりやすぅ~
なんて思ってしまった
だって一人で3人4人の相手ができてるやん!
ラーラ1人でいっぱいいっぱいやった私には、ある意味カルチャーショック


区の子育て支援室が主催して、地域の民生委員さん、地元の看護大学の先生・学生さんが関わってるとなれば、参加しない手はないのだぁ
日頃お世話になっているから、たまには地域に還元…というのは建前で
ラーラのことできっとまた力を貸して頂くことになるから、しっかり顔を売って…
まぁどちらが先でも
一方的ではなく、巡り巡っての関係を地域で持てたら
それが一番なのだ

コメント (2)
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