from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

保護者研修のつどい

2009-06-25 | ディプシー(日記)
今日、市教育委員会主催の特別支援教育『保護者研修のつどい』に行ってきた
年に数回行われるこの講演会
今回のテーマは
  子どもの育ちと親の役割-自閉症児の子育て-

前半は、自閉症スペクトラム(ASD)の特徴について
特に、不器用さや感覚過敏について詳しく話されていた
「中枢的統合」とか「ソフトサイン」「ジャクソニズム」…聞きなれない用語がいっぱいで少々混乱
だって…大概の自閉症についての概念・理論は聞き飽きるほど聞いてきて
そうそう初めて耳にする用語になんて、出会うことがここ数年はなかったものだから

でも、それらを簡潔に解りやすく解説されて、とっても親切な講演だった

講師の方の、保護者に対する投げかけは
要するに
「明るく、楽しい生活を心がけて」
「怒りを伴う叱責は、有害です」
「「今日も楽しかったね」で一日を終える」
と、何ともシンプルなもの

でも、それって、やっぱり一番大事なこと
きっと、自閉症であろうがなかろうが、どんな子どもにも言えることだろうけど
特に自閉圏の子には、重要なんだろう

最近、アスペルガーや発達障害の鑑定が出る人の事件がよく取りざたされるけれど
それって、きっと今日の話につながる…
決して、家族だけのせいではないけれど
近くにいる人や、テレビやゲームからの影響を、内面に取り込んでしまった故の結果?
ならば…そうしない方法は、見つけられるはず
その一歩が、家族が楽観的であること
肯定的に子どもをとらえ、行動の意味を好意的に解釈すること

自分がつぶれないように、立っていられるようにと
時に意識してラーラを見てきたことが
間違いじゃなかったんだ、と思えて嬉しかった

とは言っても、先の「怒りを伴う叱責」も、しばしば…
改めて、それは「有害」なんだと、肝に銘じなければ…

いろんな切り口、捉え方、考え方
保護者として、様々な立場の人と出会うけれど
すっと心にしみる話をしてくれる、そんないい出会いばかりではない
ん…?何か違うな…そんな違和感を覚える人も、いっぱい
できるならば、根底を共感し合える人と共に
ラーラを見守っていきたい
来年からか、再来年からか…
学校を移った時の新しい出会いに対して
「期待」と「不安」
今は正直、「不安」の方が大きい
この先、このバランスがどう揺れて傾くのか
それが決断をさせてくれる…かな?

今まで、いい出会いの勝ち~!で来てるんだけど
この先も、そうでありますように…
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