支援学校 中学部の保護者を対象にした『進路講話会』
進路部の先生が、卒業後の行き先になる候補をいくつもの事案を出しながら
企業や事業所の区分を解説しつつ、丁寧に紹介してくださった
一般企業への就職を果たす生徒も稀にはいる
でも、大半は就労継続B型とか、生活支援、かな?
施設の規模、スタッフの人柄、立地、作業の内容…
細やかに解説してもらって、ぼんやりだけどイメージがつかめた
ここ、いいなと思っても
受け入れ先からもいいなと思ってもらえなければ、入れない
お見合いみたいなもの
当然、その時の空き状況によってはいくら相性がよくても入れない
厳しい~
5年後には、行き先に目星を付けて実習してなきゃいけない
そんな先のことでもない
ラーラの高3(18才)と言えば、ずっと先のような気がするけど
同じ5年後でも、ポーの小6(11才)と思えば、すぐかな?と思う
早くイメージをつかんで、そこへ向けての一歩を踏み出す
毎日、「同じ時間に起きる」とか「お手伝いをする」とか
小さな積み重ねが、大きな力になるんだろうな
365日×5年=1825日(合ってる?)
あっという間かもしれないな…
「就労」は…正直望まない
けれど、時代はそれを求めている
「働かざる者食うべからず」?
一方的にお世話される対象としての障害者は、居場所が少なくなっている
何かしらの目的と役割を持って生きていける場所
見つけなくては、いけない
ありのままのラーラを受け入れてくれるところ、ではなく
がんばっていけると、思えるところ
この子たちは、いつまでも成長していく存在だと思うから
卒業の時点が完成ではない
けど、いいスタートが切れる準備は、今からしておかないと