from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

頼れる男

2012-12-06 | ラーラ(学校行事・支援学校編)

今日の午後、ラーラのトライやる発表会。

楽しみにしていて、行く気満々で…

が、前日の夜に発熱、まさかの欠席?

発表のあとに、学校祭で見逃したステージの上映まで予定されているのに…

何が何でも行かないと~!

そんな執念からか、一晩で熱が下がった。

39度からの~37度、解熱剤なしで。

念のため、午前中に内科で

インフルエンザの検査をしてもらったところ、陰性。

何の熱だったんだろ…?ただの風邪?

無事、ラーラの発表を見届けて、一緒に下校。

スーパーの駐車場に車を停めてるので、ついでにお買いもの。

レジでお金を払ってお釣りを受け取ってる間に

カゴを持って行ってくれるラーラ。

そして、当たり前とばかりに袋に詰めてくれる。

そのまま車まで袋を提げてくれる。

おぉ~!すごいぞっ!!

頼もしいなぁ~。

キラキラしてるよ、ラーラ。

買い物してても、ちょろちょろしてすぐにどっか行っちゃって大捜索。

右見て左見たらもういない多動っぷりだった幼児期。

その頃に、することがないからあかんねん、と。

買い物は、私がするんじゃなくてラーラにさせたらいいんや、と。

コースを決めて、うろうろせずに一回りで買い物はおしまい。

レジで買い物かごを受け取るのも、袋に詰めるのも、ラーラの仕事。

それを手伝うのが、私。

口で言うほど簡単なことではないんやけど…(笑)

学校での買い物学習なんかの体験も重なって

スーパーでの買い物の経験が蓄積。

商品を見極めたり、お金を支払ったり、は難しいけど

カゴを台まで運んでレジ袋に入れる。

カゴを返却する。

この二つは今や完璧!

1回や2回では身につかなくても

10回、時には100回の経験で身につけることができる。

わからない、できないんじゃなくて

わかるまで、できるまでに時間と回数がかかるだけ。

IQテストで何歳児程度、なんて言われても全くあてにならない。

だって、3才の子は3年しか生きてないけど

ラーラはしっかり14年生きてきてる。

それだけの年数の経験は、大きい。

そして、私と歩く時のぴったり寄りそってにこにこの顔に、癒される。

いつかママ~って呼ばれたい…

そう思ってた頃には、ラーラにとって私はまだママでも何でもなくて。

ドラッグストアで、全く私と似ても似つかない人に寄ってって…

唯一の共通点がジーンズ履いてたっていう…。

あ…自分の顔の高さにある膝上のズボンの色とか

そういうとこで私を見分けてるのね~と、呆れたことがあったっけ。

身長が変わらなくなった今、私の顔を見てくれる。

ラーラにとっては、自分の視線の先にいる部分、を見てるに過ぎないのかも

今も昔も何ら変わってないのかも…?

でも、私にとっては大きな変化なんだよ~。

小さかったラーラを追いかけながら

これ以上大きくなるのが恐い…なんて思ったこともあるけど

今は、大きくなってくれてありがとう。

あと数年もしたら、見下ろされて

つむじで私を見分けるようになるのかな?

年々白髪も増えるけど

若々しいママでいたいもんだ。

2人で歩いてたら、恋人同士に間違われるぐらいで、いたいね~。

コメント
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