Another Shrubbery!

絶不調でお馴染み、我がアナログテレビちゃんが
珍しくパーフェクトに映った（音は完璧）ら、
録り溜めたさまぁ～ずを見るのが基本パターンなのですが
今回は名作映画のお時間にしてみました

『Monty Python And The Holy Grail』

好きな映画を選べと言われたら
ベスト3に確実に入るくらいこの映画が好きなんです
もちろん、パイソンズの映画の中で一番好き

今回は青野さんの事もあったし、
映画雑誌で某局のアナウンサーさんが「この映画は吹き替えに限る！」と
語っているのを最近読んだので、
久しぶりに日本語吹き替えで観賞致しました

いや～パイソンズってホントに素晴らしいものですね
ハリウッドのコメディによくある心温まるシーンとか皆無
つーかコメディにそんなの一切求めてないし。
最初から最後まで笑いに徹する。
これぞ正しきコメディ映画ですよ
あ～何度見ても面白いわ～

この映画はコメンタリーも是非聞いて頂きたい
時代背景の説明をしてくれるのでより本編が楽しくなるし
撮影秘話やら愚痴やらも面白く語ってくれます。
で、マイケルの好感度がより一層アップすること間違い無し
気の利いたジョークをいい感じに挟みやがるんですよ！
笑い声までなんか爽やかだし
さっすがパイソンズの『The Nice One』
本編でもガラハッドが可愛すぎて参った・・・

そうそう、肝心の吹き替え。
相変わらず見事なんだよなぁ・・・
アーサー王伝説をあまり知らない日本人でも爆笑出来るようになってるんですよね
パッツィの「ハイハイ」からもぅ面白い

今回見てて、テリJ役の飯塚昭三さんの吹き替えに惚れ惚れしてしまいました
パイソンズ吹き替えのキャストはパーフェクトだと前にも書きましたが
飯塚さんのテリJもあまりに自然すぎて本人の声を忘れるくらいなんです！！
ナヨナヨしたハーバート王子が絶品
ここの件は広川さんの『ちょんちょん』も聞けちゃったりなんかして

普段字幕で見てる私としては
フランス人兵士の素晴らしい悪口は絶対にオリジナルの方が面白いし
アンスラックス城はおしおきがもっとエロい（？）し
妖術師ティムの「teeth」は是非ジョンの声で聞きたいんですけど

最後の最後は吹き替えに限ります
だって、オリジナルは完全に誰も話してないんだもの！
何あの雑談
気を抜かないで耳をすませて下さい

さて、私が持ってるのは昔ユニバーサルから出たDVDなんですが
今の仕様はどうなってるんですかね？
確か広川さん生前最後のお仕事が入ってるのが出てませんでしたっけ？
それにもボーナスディスクは付いてるのかな？
ココナッツの使い方とか板で頭を叩く方法とか知りたいんだけど・・・

The answer is YES !!!

行ってきました

イエス＠日本青年館

前にも書きましたが
すご～く不安だったんですよ

ヴォーカルがジョンじゃないし衰えぶりも気になるし
しかも来日公演初日だと・・・！
東京に向かう電車の中で洋楽好きの上司に
『現実をしっかり受け止めたいと思います』
ってメールしたぐらい期待してませんでした

それを盛り上げるかのように空は低く雲は黒く、
千駄ヶ谷の駅から会場までゴーストタウン並みの静けさでライブの当日感皆無
開場を待つ間も異様なまでに静かで
逆に面白くなってきてずっと笑ってたくらいでした。
『これ、大丈夫？盛り上がるのかな』と。

で、ライブが終わって思いました。

期待してなくてホント申し訳ない
ここからチャリング・クロスまで蹴飛ばされても文句は言えない（ホームズ）
超楽しかった～

まず驚いたのが客層が結構若い
ちゃんと新規開拓されてるんですね☆

そして席がわし史上ステージに一番近い
クリス側の端の席前から3列目
目当てのスティーヴ側じゃなかったのが残念ですけど
それでも今までより近い近い
もうこの席だけでテンション上がっちゃいますよね

いよいよ暗転して流れ出すクラシック
『火の鳥』じゃないよな？何の曲だろ？

と、思ってる所で始まったのが『Yours Is No Disgrace』
うわぁホントにイエスだ・・・
生師匠に生ギブソン175に生クリスに生リッケンに（以下省略）
つーか近さハンパ無い

この1曲だけで不安要素が吹っ飛びました
まず、この曲のあのフレーズが弾けるなら何の問題もない
そしてヴォーカル。
よくあんなにジョンみたいな奴を見つけたもんだ
70年代からジョンがタイムスリップしてきたようでした。
声も似てるし見たことある服装してるしタンバリン叩いてるし
合格

・・・1曲1曲この調子で書いてくと大変なので止めておきます
一応、中盤の曲順が曖昧なセットリストと一言感想。
ここのどこかにスティーヴのソロが入ってます。

1. Yours Is No Disgrace（ギターカッコいい）
2. I've Seen All Good People（座りながらノリノリ）
3. Tempus Fugit（曲調と歌詞からこの曲だと思う）
4. And You And I（ジョンは誰に捧げるって言ったの？気になる）
5. Fly From Here（初めて全部聴いた。いいな・・・）
6. Heart Of The Sunrise（歌部分は何であんなにゆったりなんだろう。いいけど）
7. Owner Of A Lonely Heart（この曲がこんなに嬉しいとは）
8. Starship Trooper（キャー生『Wurm』生『Wurm』最高）
9. Roundabout（アンコール。始まるまでこのフェイバリット・ソングの存在を忘れてました）

3rdアルバムの曲が多いな・・・
『Close To The Edge』は『Awaken』は『海洋地形学』は
ってなったら2時間に収まらないんで
休憩無しとなったらこの感じがベストなんじゃないかと
どれも楽しかったけど8＆9曲目はお客総立ちで大盛り上がり
まさかイエスでこんな光景を見るとは思いませんでした

終わった後、我が友よんぼらと話してたんですが
あのオジサン達みんな可愛い
みんな楽しそうに演奏してたなぁ

当初から目的にしてたスティーヴ
これで我が5大ギタリストはジミヘン以外全部制覇したぜ
服装が完全に今は亡きおじいちゃんと同じだったんですけど
ギブソンやらストラトやらレスポールやらをとっかえひっかえして
ギンギンに弾いてらっしゃいました
かと思うとソロのアコギはとても軽やか。
やっぱりこの人のギターが好きだと再確認しました
MCも結構してて嬉しかったです
動きも独特すぎて堪らん！！
演奏中客に向かってするアクションがツボ過ぎた
ピョンピョン飛び跳ねも見れたんで大満足です☆
私も『I love you！』って叫んで『I love you, too！』って返されたかった・・・

今回1番近かったクリス。
ホントに近かったな・・・
絶対何回か目が合ったと思うんです
奴は上半身だけ太くて足は細いんですね。
愛用の首飾りを生で見れただけでも私は幸せです（マニア視点）
彼は相変わらず一番ステージを動き回ってました
『燃える朝焼け』と『ロンリハ』のベースはさすがに感動した
今、イエスのリーダーはクリスなんですかね？
MCは彼が多かったような・・・

アランは・・・印象薄いなぁ
ちょうど前の高校生の頭に隠れてほぼ見えなかったんで。
ダウンズには基本何の期待もしてなかったんですが（酷）
難しいパートの前に「さぁ、難しいの弾いちゃうぜ☆」
みたいな仕草をするのにちょっと萌えました
気になったのは後ろ向きになるキーボードのセッティング。
いっそキラキラマントでもすれば良かったのに

あぁ・・・ヤバイ
予想を上回る楽しさで書きたいことがありすぎる
こんなに充実して、こんなに楽しいとは思いませんでした。
イエスの曲の良さとライブの素晴らしさを思い知らされました。
私はイエスが大好きだッ
夏になったらツアーT着てうろついてやる
そうそう、写真は特典のツアーポスターです

で？いつジョンちゃんは戻るんですか？
『この近さでジョンを見れたら死んじゃうかもなぁ』とか
『わ～これジョンでやられたら超萌える』とか
どうしてもちらついちゃうんですよね～
ジョンDは悪くなかったというかとても良かったけど
ジョンAの周りが明るくなるような華は無かったよなぁ
次はAを連れて来日して下さい

さ、寝よう・・・

カテゴリー増やしました

ついに、ホームズ用のカテゴリーを作っちゃいました。

ホームズファンの呼び名と言うと『シャーロキアン』が一般的ですが
『ホームジアン』という呼び名もあるそうなんで。

シャーロックだけじゃなくてマイクロフトも好きなんだもの！

という主張も込めてこっちにしてみました。

今、これから増えそうなスティーヴン・フライの話題を
パイソンズ枠の『It's!!』に入れようか迷ってます。

英国コメディ枠にしちゃえば何にハマっても問題なしだし☆
いっそさまぁ～ずも放り込んで
お笑い枠にしようかなぁ・・・

そこはまだ考え中です。

THE END ?

『ホームズ』5回目、行ってきました

字幕用の映画館は来週からレイトショーでしか上映してくれなくなるし
他もそろそろ終了みたいなんで
見納めってトコロですかね

5回目でも楽しかったです
人に目撃されたら困る程度のニヤケ顔で見てました

字幕では3回目でしたが
さすがにそれだけ見るとほぼ字幕無しでいけますね
セリフが超聞き取れる
萌えも倍増です（殴）

一応、目的もあって見に行ったんですよ
見る度に細かい所が判るようになるんで
何度も見に行きたくなっちゃうんです
今回は2箇所ありまして。

おっと・・・ここからちょっとネタばれ
今更ですが気を付けて下さい

まずはホームズのお葬式シーン。
第1作目に出てくる人たちも参列していて
ビッグ・ジョー（留置所にいたオッサン）は分かってたんですけど
うわばみキャプテン（名前忘れた）もいたんですね
4回目のエンドロールで突然名前が目に飛び込んできて叫びそうになりました
確認したらビッグ・ジョーの隣にいるし！
何で気づかなかったんだわし・・・
さすが1回目でクラーキーに気づかなかっただけある

次は最後の最後。
登場人物が挿絵風になるあのイカしたクレジット。
バックに映ってる英文は適当なものなのかと思ってたら
ちゃんと原作の『最後の事件』から取られてるんですね
終わった満足感で毎回途中まで忘れてるんで
今回は気合入れて見させて頂きました
と言っても原作を全部英語で覚えている訳ではないので
セリフ部分ぐらいしか分からなかったんですけどね

後はホームズ＆ワトスンのブロマンスっぷりと
怖すぎる教授と素敵な暗殺者と
何よりフライマイクロフト様を
目に焼き付けて帰ってきました
彼については「あのセリフの時の表情がイイ」など
目線が完全にマニアなので、もう何も言いません

何度も言うようですが大好きですこの映画
5回も映画館に通ったのなんて初めてでした。
燃えたし萌えた
そして私をスティーヴン・フライに目覚めさせてくれてありがとう
ガイ・リッチーに彼をオススメしたのはクリス・マーティンらしいから
敬意を表してコールドプレイをまともに聞いてみようと思います

あとはDVDが出るのを待つだけ
隅々まで見てやるのさ・・・うふふふふ。
そうだ！BBC版の『シャーロック』もやっと出るそうですね
親に録画を頼んだら
「ごめん、1話目の冒頭の30分録画できなかった」
というとんでもないミスを犯しやがったので
DVDで出るの待ってたんですよ
アフガニスタンの件がなきゃ『緋色の研究』じゃないだろ？

夏になったら、またホームズ祭だな・・・

Nobody expects...

青野武さんが亡くなられたそうで

控えめに言って、ものすごくショックです。
大きな病気をされたことは知っていました。
でも、いつか帰ってきてくれると思ってたのに・・・

トップクラスに好きな声優さんでした。

『ちびまる子ちゃん』の友蔵を代表作に挙げてるニュースがほとんどでしたが、
世代によって思い入れのあるキャラクターがそれぞれあるんじゃないでしょうか？
誰でも彼の声に馴染みがあるんじゃないかと。
どこで聞いてもすぐに分かる、特徴のあるいい声の方でした。

私にとっては何と言ってもマイケル・ペイリン！！

パイソンズに目覚めたのは大学の時だし、
その前には既に青野さんの名前も声も顔も知っていて、
大好きな声優さんの一人だったのですが
パイソンズ吹き替えでさらに好きになりました。

パイソンズの吹き替えキャストはとんでもない豪華メンバーです。
ただ、それだけじゃない。
完璧なキャスティングなんですよ！

マイケルはパイソンズの中では役の幅が広いほうで
小市民から悪役、キレキャラ何でもこなすんですが
何の違和感もなく青野さんが吹き替えて下さる。

そもそもパイソンズ自体が好きなので
今は字幕で見る事がほとんどなのですが、
どーしても吹き替えで見たい！！
という衝動に駆られることもあるんですよね～

グレアム山田さん、エリック広川さんに続いて3人目か・・・

ニュースのコメントを読んでて思い出しました。
『刑事ナッシュ・ブリッジズ』、
2人ともいなくなっちゃったんだ・・・

声優さんでも俳優さんでもミュージシャンでも
最近は特に好きな方が亡くなっていくのでしんどいなぁ。

ともかく、長い間ご苦労様でした。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。