ロック中毒の症例

ロックに人生を捧げる女子のロック漬けな生活。

35 years young...

2015-12-22 16:42:22 | Rockaddict
本日はワタクシ35回目の誕生日でございます。
もう完全なるBBAだよ、ベック・ボガート&アピスだよ(違)
ビートルズに目覚めて20年とかファンクラブに入って15年とか
そっちで祝ってもらえたほうが嬉しい気もしますが。
あ、写真は昨日貰ったケーキです

ここに来たら今日の私にぴったりそうなお題を見つけたので
初めて回答してみようかなと。

生まれて初めて購入した音楽。

初めて親に買ってもらったのは『スーパーベストⅡ』のカセット
初めて自分で買ったのは『GUYS』のCD
です!!多分!!!

小学校の頃、確か光GENJIが好きで(私唯一のジャニーズ時代)
カーくんがどうのって言ってた気がするし
ビックリマンとかアニメも大好きだった気がするんですが
買った記憶が鮮明に残ってるのはこれなんですよね

チャゲアスです。
アスカが大好きでした。というか、今でも嫌いじゃないです
逮捕されたくらいで嫌いになるような程度のファンじゃなかったんで。
アル中・ヤク中・ゲイ・バイに動揺してたら洋楽好きなんてやってらんないぜ☆

それはともかく。
実は何きっかけで『スーパーベストⅡ』を買ってもらったかはうろ覚え
たまたま見た音楽番組で好きになったのかな?
とにかく大好き過ぎて
出かける時にはいつも車の中でかけてもらってました
『スーパーベストⅡ』ではB面ばかり聴いてましたなぁ・・・
『WALK』と『Love Song』と『太陽と埃の中で』と『SAY YES』と『僕はこの目で嘘をつく』が入ってるんだぜ?
A面は小学生には割とオトナなイメージの曲が多くて
『黄昏を待たずに』の「キスをくれないか~♪」がやたら恥ずかしかった(*/ω\*)

これでチャゲアスに思いっきりハマって、
次にお小遣いで買ったのが『GUYS』でした。
『if』『no no darlin'』大好きだったなぁ・・・
ボーリング場にビデオジュークボックスみたいなのがあって
行く度にこの辺のビデオをかけまくり、
「お前はボーリングよりビデオ目当てだ」と親に怒られてました

当時は知らなかったし興味も無かったのですが
このアルバムってロンドンでのレコーディングだったそうで
ビデオもロンドンが舞台だったりするんですよね
『GUYS』なんてバタシー発電所前で撮ってるし
昔からアメリカよりイギリスへの憧れが強いのは彼らのせいかも?

ジャニーズから早々に抜け出して
彼らの複雑な曲やアスカの難解な歌詞に埋もれた結果が
分かりやすく今の趣味に反映されてますなぁ
チャゲアスや他アーティストのストリングスアレンジに食傷気味になって
ギターメインの洋楽ロックに惹かれていったのもまた事実なんですけど。
何も後悔してませんとも(ゝω・)b

One More Crimson Dream

2015-12-19 01:02:40 | Live Life
昨日の今頃はニヤニヤしながら風呂入ってたな~

写真は今年行ったライブのチケットです
チケ代は計算しちゃいけません。
みんなお値段以上のとんでもないライブばっかりだったのですからッ
その最後を飾るにふさわしいライブでした

キング・クリムゾン@オーチャードホール

追加公演にして東京最終日。
一般発売のあの日、たまたま遅い時間からの仕事でホント良かった
「ダメ元でぴあ見てみるか」とふと思ってホント良かった

グッズは8日にもう買ってるので余裕の入場。
そしてまたセットをジロジロ見る
パットのドラムセットにファンシーな柄のガラガラが付いてました。
結局どこで使ったのか分からなかったなぁ・・・
ドラムの間に何か謎のカメラみたいなのが置いてあったんですが
録画でもしてたんだろうか?

始まる前に楽しみにしてたのがアナウンス。
ホントにフリップ先生ご本人でしたね~いいイギリス英語
事前に録ってあるものかと思ってたら違うっぽい。
だって最後に
フリップ「それではみんなでクリムゾン・パーティを楽しみましょう
他メンバー「イエーイ
ってクリムゾンらしからぬ事言ってたものΣ(゜д゜;)
8日にはそんなこと言ってなかったよなぁ・・・

席は8日よりもちょっと前の18列目でパット・マステロット側。
19列目までは高低差があんまりないので
前の人の頭でギャヴィン・ハリソンが完全に隠れる(T_T)
パットの小道具使いをじっくり見るには良かったですけどね
ビル・リーフリンもしっかり見れたし

・・・って細かいこと言ってる場合じゃないんだよ
セットリストがもぅ最高だったんですよ

新曲群の後に『Epitaph』をやって、ん~いいねぇと感動してたら
聞き覚えがありすぎるイントロに心臓が止まりそうになりました
『RED』・・・
ぅわああああああああああついにキタァアアアアアアア
前日にやったと聞いてこりゃもうやらないわ聞きたかったのに・・・
って完全に諦めてたのでちょっと泣きそうになるくらい嬉しかったです
しかもオリジナルと違うトリプル・ドラム仕様ですぜ
これはこれでイイ!つかもう何バージョンでも良い!!!
これだけでもう私幸せ絶頂だったんですが
まさかこれもやってくれるとはぁッ
『VROOOM』
またイントロで心臓が止まりかける・・・体に悪いぜクリムゾン
似たような展開と曲調だし、やるのはどっちかだと思ってたのでホントに嬉しい!!!
両方ギター大活躍でフリップ先生超カッコ良かった
こっちは割と原曲に近い演奏。
あ、両方ともベースに合わせてメル・コリンズがフルート吹いてましたね

他もかなり良かったな~
8日と曲順が違いすぎて予習で1,2回しか聞いてない曲はこれ何だっけってなるし
ドラム曲はどれがどれやら分かってないですけど
新曲!最初にメドレーでやってたんですがやっぱり良かった
唄モノ『Melt Down』より『Radical Action』の方が好きだなぁ
後半ドラムが『We Will Rock You』みたいで歌いそうになりましたけどw
そうそう、『Peace』日本語ver.やってくれました!
「平和~♪」だけじゃなく長めに歌ってましたね
『Red』『VROOOM』以外に8日にやらなくて今日やったのは
『Picture of a City』『A Scarcity of Miracles』。
前者はちらっとしか予習してなかったのであんなにカッコいい曲だとは思いませんでした
買おう・・・
代わりに『太陽と戦慄』が落ちたのはちょっと残念
パート2の最後の爆発もう1回生で聴きたかったのにな・・・
パート1は結局聴けずじまい。
何か『Radical Action』前にちょっとやってたらしいのですが気付いてな(殴)
まぁ『Easy Money』はやってくれたからいいか
メル・コリンズがクリムゾン・サスペンダーをしてたから
絶対にやるだろうとは思ってたんですけどw
いざその歌詞の部分で何のアクションも起こさなくて余計おかしいww
『One More Red Nightmare』も今回はやらなかったけど、
この日本公演で2回くらいしかやってないらしいのでラッキーだったと思おう・・・

本編最後はまた紅に染まる『Starless』で
アンコールはドラムソロの後の『宮殿』『21世紀』という磐石の布陣
2曲目に『21世紀』やった8日は何だったんだろう?

いやーホントに追加公演行って良かったです
まさに『クリムゾン・パーティ』でした
とにかく『Red』と『VROOOM』が聴けたのが何より嬉しい
今回のライブはホントにブリュー期を除く総決算ですよね・・・
これを他のバンドがやればフェアウェルツアーみたいですけど
新曲もしっかりやってるし、何より懐かしの曲をあの頃のようにじゃなくて
トリプル・ドラムでまた違った激しさを出してきてて
クリムゾンはこれからもまだまだプログレる気満点な様に感じました

というか私がまた見たい
出来ることなら高松にも名古屋にも行きたかったです
スゴイの見ちゃったわ・・・これは体感しなきゃ分からないわ・・・

Occasional Hunter 4

2015-12-18 23:55:42 | Rockaddict
ひさしぶりの音盤漁り。
今年はあんまりCDを買えてなかったので
これだけ買えるとかなりスッキリ

レコードは全部お茶の水ディスクユニオン。
目的地の渋谷にもユニオンがあるのは分かってるんですけど
広いし新宿本館みたいに上り下りしなくていいから好きなんですよね~

真ん中はもちろん名盤『Red』。
せっかくクリムゾンを見に行くからにはレコードも欲しいよね(*´∀`*)
これは中古じゃなく2013年に出た200gの重量盤メイドインUKです。
DGMから出てるしマスターはフリップ先生監修だし新譜でいいかなと。

左は私お気に入りのボンゾズのセカンド『The Doughnut In Granny's Greenhouse』
ブックレットも状態良くて嬉しい
ボンゾズ増えてたけど『Tadpoles』なかったなぁ・・・

右はモンティ・パイソンの『Another Monty Python Record』
コントを収録したレコードなんですが、
完全なジャケ買いです
ベートーベンのレコードジャケットのタイトルを雑に消して
『Another Monty Python Record』って雑に書かれてるんですよw
裏も背表紙もレーベル面でも徹底されてて最高に好き
あ、ボンゾズもパイソンズもUK盤です。

CDは新宿のタワーレコード。
前に来た時にカードを忘れたのでポイントを付けてもらう為に新宿店で。

まずはストーンズ『Steel Wheels』。
これを買う為に行ったようなものです
紙ジャケ出てない出てないと思ってたら
この紙ジャケシリーズでこれが出たのはつい最近だったみたい。
ターコイズブルー・レーベル、音が良くなるのはいいけど
レーベル面のデザインが無くなっちゃうのがなぁ・・・

で、フリートウッド・マック『英吉利の薔薇』。
ジャケ買いじゃないよw
『噂』とかあの辺のやたら売れてる頃より
ブルース・ロック期の彼らの方に興味があるんです
昔レンタル屋で借りて素敵なことは知ってるので
まとめ買いでお得な対象商品だったんですけど他に欲しいのがあんまり

・・・全然足りない

タワレコで何度「クレカ使っちゃおうかな」と思ったことか
クイーンのオデオンライブDVDも欲しかったし
VDGGの『ポーン・ハーツ』も欲しかったし
デフ・レパード今更試聴したら凄く良かったし
クリムゾンはCDでも何か欲しかったしー

次はライブ目的じゃなく漁る為だけに行く

Black Suits Red Noise

2015-12-16 22:56:04 | Live Life
このブログ、何かライブレポ中心の内容になってきてますが
今回もライブレポです。
今年最後は彼らに捧げます

キング・クリムゾン@オーチャードホール

ディスクガイドを見るとやたらライブアルバムが出てる彼ら。
音楽雑誌ではよく「真に『プログレ』なのはクリムゾンだけ」と書かれる彼ら。
もの凄く納得したライブでした!

私が行ったのは東京2日目の12月8日。
ネタバレまくるけどバレた所で衝撃は変わらないです多分。

写真はグッズ。
早めに会場に行って早めに並んでたので難なくゲット。
『太陽と戦慄』Tシャツ欲しかったんだー(≧∀≦)
これだけレディースサイズがあって有難い
バッジは何となく買ったらどうやら限定商品だったらしい
ライブ恒例のタオルとトートもデザインに惹かれて購入。
・・・タオル、これで何枚目なんだろう

会場入りするとやっぱり観客のオジサン率が異常に高い
後ろから頭皮見えてる人たくさんいたなぁ(^-^;
珍しいなと思ったのが開演前のステージ。
ドラムやらが既に並べられてるのは当たり前なんですが
まるで展覧会のようにライトアップされていて、
観客が次々と最前列にやってきてはセットを食い入るように見ていました
確かにプロのドラムセットをこんなに間近で見る機会って無いですものね

その他にステージには看板が2枚立っていて
日本語と英語でそれぞれ『撮影・録音・録画一切禁止』と書かれていました。
会場入ってすぐのポスターにも書かれてたし
始まる直前になったら係員が総出で叫んでたし
放送でも流してたし・・・余程イヤなんだろうな
『ベースのトニー・レヴィンさんがカメラを構えたら撮影OK』
というアナウンスに笑いが起こってましたw
その後、英語でも『自分の目と耳で感じて下さい』と同じような注意事項がアナウンスされていました。
メンバーの誰かなんだろうなぁと思ってはいたんですが、
どうやらロバート・フリップ大先生直々のお言葉だったらしいΣ(゜Д゜;)

暗転したのは7時15分。
メンバーがゾロゾロ登場。
ちなみにこの時点で私が名前と顔を一致出来てたのはフリップとレヴィンのみ。
後は歌う人がジャッコなんだろうな~
メル・コリンズは確かフルートとかサックスなんだよな~
ドラム3人いるけど一番オッサンな彼がパットなんだろうな・・・という認識の薄さ
『宮殿』『戦慄』『暗黒』『レッド』とベスト盤しか持ってない人間がだね
あの複雑な人脈を把握してると思うなよ(殴)

フリップ先生は最後に登場。
手を双眼鏡のようにして観客を見渡しててうっかり萌えた
ステージにレス・ポール型のギターが置いてあってそれを使うのかと思ってたら
出てきて早々脱いだジャケットをそこに掛けて、結局そのままだったw

最初はBGMに合わせてそれぞれ演奏をし始め、
フリップが何か言った後、チューニングっぽいことをし、
静かな弾き語りで始まった1曲目は『Peace』
他の公演ではどうやら「平和ー♪」と日本語で歌ってたらしいのですが
この日は英語でした。

おぉいきなり知らん曲だこれはほぼ知らない曲になる可能性大か?
とビビってる私の耳に飛び込んできたSE。
『21世紀の精神異常者』じゃないかーっ
これはホントにビックリしたし、他の観客もどよめいてました。
普通アンコールでやるようなバンドを代表する名曲をまさか2曲目にやるなんて
しかも演奏の迫力が凄いし熱い
ギャヴィン・ハリソンのドラムソロも凄かったな~
あの名曲やっちゃいますよ~っていう軽いノリじゃ全然なくて
パンフにも載ってた『すべての音楽は新曲だ。それがいつ書かれたとしても』を
体現するような凄まじい演奏でした
ちょっと泣きそうになりました・・・

今回のセットリストはどうやら今までとは違うらしく
名曲大盤振る舞い&初お披露目の新曲という感じでした。
半分は持ってる曲だったので個人的には大助かり
その名曲群もホントに鬼気迫る演奏で
ただ鬼気は迫ってるんですけど
皆スーツを着込んで何事もないように演奏してるし
フリップは積み上げられた機器の前にずっと座りっぱなして博士みたいだし
ドラム3台でもそこまでうるさ過ぎず上品な迫力で
今自分が何を体験しているのかちょっと混乱しながらポカンと口を開けて聴いていました。

嬉しかったのはまず『One More Red Nightmare』
『Red』やらなかったのは残念だけどこれで許す
『Easy Money』も嬉しかったな~
よりクリムゾンに興味を持ち出したきっかけになった曲なもんで
ベスト盤に入ってると直前に気付いて慌てて聴いた『Level Five』も
ドラムが目立つ曲だし、迫力が倍増して凄くカッコ良かった!!
ウォークマンに入れちゃったぜ
新曲も新曲なのか分からないままメドレーで聴いちゃいましたけど
うん・・・カッコ良かった気がする・・・明日ちゃんと聞き直します

本編最後は『Starless』。
あのギター単音弾きのあたりからどんどん照明が赤くなっていって
最終的にステージが見事なクリムゾンに染まって凄いインパクトでした。
単音弾き、最初はジャッコが弾いていて、途中からフリップになるんですが
ジャッコが時々ちょっとリズムがずれるような感じになるのに対して
さすがフリップ先生、平然と正確に演奏してらっしゃる
長年のディシプリンの賜物なんだろうなぁ・・・と妙に感動(;_;)
紅に染まったまま演奏が終了し
ここでトニーが予告どおりカメラを構え、観客も一斉に撮影開始
客の年齢層も高いし、アンコールまで皆静かなのかと思ってたんですが
皆立ってるし、拍手の熱が凄い
曲中は特に掛け声も無いし割りと静かなんですけどね・・・

アンコールは『クリムゾン・キングの宮殿』からの
『トーキング・ドラム』『太陽と戦慄パート2』という怒涛の構成
名曲あらかたやったぜアンコールどうするんだ?とか無駄な心配でした。
『太陽と戦慄』のあの最後の爆発を生で体験できて幸せ

ドラム3人いるからか、ドラムソロとか目立つ曲が多かった気がします。
3人で乱れ打ちしてるのはちょっと和太鼓っぽい
何か良く分からないパーカッションを叩いたり
パットはハンディ銅鑼みたいなのを叩いてましたね・・・
いつも全員叩いてる訳ではなく、
真ん中のビル(白髪&黒縁眼鏡萌え)はキーボードも兼任してます。
「3人も必要か?」という議論が出てるみたいですが
今のクリムゾンには、『ヌーヴォ・メタル』を実現するには
ドラム3人が必要な『element』なのかなと私は思いました

メル・コリンズはフルートにサックス各種に大活躍でしたね!
吹いた瞬間漂うあの哀愁たまらん
そういえば『Starless』はオリジナルでも彼が吹いてるんですよね!
そう思うと凄いの見れたな(今更)
トニー・レヴィンは生スティックが見れて感動
足を大きく開いて、上段では一番アクションが大きかったんじゃないかな?
ジャッコは声だけだと大分若く聞こえますよね
レイクとウェットンを足して2で割ってちょっとヤスリかけた感じ?
私はあのヴォーカル結構好きです(*´艸`)
ピクチャーチケットのあのギターは彼のだったんですね~

さてフリップ先生。
こんな前に出てこないギターヒーローも珍しいですよね
ヘッドホンしてるしずっと横向きっぱなしだし
ギター弾かずに鍵盤弾いてる時もあるし・・・
「オレのギターを聴けぃ」というよりは
やっぱりクリムゾンの音楽を構成する『element』の1つっていう認識なのかな?
最初のほうに言った観客の見渡し方が可愛かったし
トニーだけでなく彼も写真撮ってたし
DGMのYoutubeアカウントでも何か可愛いし
今回の来日で彼の見方が萌え方向に変わりそうです

いやーエライもの見ちゃうと文章が長い長い
書きたいことがありすぎるし、どう表現したもんだか困るんだもの
実は明日!追加公演見てきます
ホント良かったようっかり取っといて・・・
メンバー全員認識したし、曲もやりそうなのは予習済みなので
ポカンとせずに存分に体験してこようと思います