ロック中毒の症例

ロックに人生を捧げる女子のロック漬けな生活。

His Works Remain...

2013-04-23 04:56:21 | Rockaddict
最近、好きな人の訃報が相次いで悲しい

ストーム・トーガソン(ソーガソン?)大先生が亡くなったそうです。

彼はそれはもう有名なレコード・ジャケットのデザイナーさんです
彼は『ヒプノシス』というデザイナー・チームを立ち上げて
ピンク・フロイドの『狂気』などの素晴らしいジャケットを手がけ、
ヒプノシス解散後もインパクトのあるデザインを発表し続けていました。
数年前に脳卒中から復活したことは知ってたけど
癌と闘ってたなんて知らなかったよ

このブログでも何度か取り上げたことがありますが
ヒプノシス及びストームさんが大好きなんです
どれだけ好きかというと
『Storm Thorgerson』って何も見なくても書けるくらい好きです

悲しいのでウチにある関連書籍を読み漁っております
はぁ・・・名作揃いだなぁ(涙)

ロック好きなら、2枚以上は彼が手がけたレコード・CDを持ってるんじゃないかな?
作品集を見ると本当にそう思います
フロイド関連が一番有名だとは思いますが、
手がけた有名どころのアーティストを挙げるだけで
10cc、AC/DC、Bad Company、Black Sabbath、Brand X、Def Leppard、ELO、EL&P、
Peter Gabriel、Genesis、Sammy Hager、Humble Pie、Led Zeppelin、The Nice、
The Alan Persons Project、Rainbow、Renaissance、Scorpions、T. Rex、UFO、
Wings、Wishbone Ash、XTC、Yes・・・
とまぁ、ヒプノシスだけで結構な量&相当なメンツ
「昔の人ばっかりじゃん」と思ったそこのアナタ!
Mars Voltaのファーストとセカンドアルバム、
Museの『Absolution』や『Black Holes And Revelations』他、
それにAudioslaveのファーストにBiffy Clyroの諸作は
ストームさんの単独のお仕事なんですよ

私はマグリットにも共通するあのデザインの中の空気感が好きなので
CD屋に知らない新しいデザインが並んでてもすぐに反応してました
特にフロイド関連はリマスターやコンピ盤は新しく彼が手がけてて、
『Oh By The Way』みたいにファンにはぐっと来るデザインも多かったから
「アートワークだけ下さい」と何度心の中で絶叫したか・・・
そんな事がもうなくなっちゃうんだな

そーいえば、今度リマスターされる『Wings Over America』も
ヒプノシスが手がけてるんですよ
デザインできる場所(裏ジャケ、レーベル部分、インナー、インナー・スリーブ)
全てを総合して1つの世界を作り上げてるところが
彼らを好きな理由でもあるんですが
それを存分に堪能出来るのがコレなんですよ
特にインナー・スリーブのデザインが堪らなく好き
やっぱり好きだな~ヒプノシス

私は想像以上にダメージを受けているようです
先週の『アド街』でYesの『Going For The One』が使われた時も
少しの間挙動不審になるくらい喜んだ後に
「あのジャケもヒプノシスなんだよな」ってヘコんでるし
何より今凄くレコード屋に行きたい
ヒプノシス&ストームハンティングしたい

とにかく、一番好きなデザイナーさんが亡くなって悲しい
『狂気』40周年というタイミングも何だかね・・・
素敵なレコード・ジャケットをありがとうございました
貴方がいなかったら私はこんなにレコジャケ好きになってないし
そういう人は世界中に山ほどいるでしょう
Rest In Peace...

Keep Calm and Pre-Order It!

2013-04-16 01:46:27 | maccamania
当然予約してやりましたよ

ポール・マッカートニー&ウィングス
『Wings Over America』
スーパー・デラックス・エディション

出るって噂は聞いてたけど
まさかこんなにすぐだとは・・・

ブログに書いた直後にどのサイトからも消滅して
私の夢だったのかと不安になってた『Rock Show』も無事復活
こっちも初回限定を予約してやりました
ウィングスのTシャツ欲しかったんだよね~

うっふふ~楽しみだわぁ
YouTubeのポールのチャンネルに
スーパー・デラックス・エディションの仕様を紹介する映像があって
見るだけでちょっと泣きそうになる豪華さだったんですよ
そもそもレコードの時点で既によだれモノのアートワークだし
内容は全盛期の超カッコいいライブ音源だし
18000円でも安いと言い切れる!!

『Rock Show』の方も完全版らしいんで嬉しい
ホント、リッケンバッカー+70年代ポールはヤバイ・・・
劇場公開されたら何が何でも見に行かねば
いや、ポール好きじゃなくてもロック好きなら是非一度は見て頂きたい
カッコいいんだよウィングスは
ジョン・ボーナムが追っかけしてたくらいなんだから☆

そうそう、『天才執事ジーヴス』も予約しましたよ『天才執事』!
邦題嫌だから逆に『天才執事』を連呼してやることにしました
何だか知らないけど『天才執事』は書籍扱いなんですね
タワレコで扱ってないみたいだったので『天才執事』はHMVで予約しました。
本屋で売ってるDVD付きムックみたいな仕様なんだろうか?
出版社が発売するとそうなるのかな?
え~ちゃんとしたDVDで『天才執事』欲しいな~

ところで、今回予約したものは全て5月後半の発売になっております。
・・・6月にはヴァン・ヘイレン、忘れてないですよ
頑張って働きます・・・

My Indecision Confused Me

2013-04-15 23:55:25 | Rockaddict
最近大物さん達の新譜が相次いで困っちゃいますね~

ジミヘンの未発表音源カッコいいな~
クラプトンは買う予定無かったけど
ポールとウィンウッドが参加してたら気になっちゃうよね~
スウェードの新譜はそれはもうスウェー度満点で素敵よね~
ボン・ジョヴィの新譜はリッチーのソロのほうが好きだな~(オイ)
何よりデヴィッド・ボウイの新作がとんでもないよね~
何買うかマジで困っちゃうね

・・・で、この数ヶ月で買ったのがこちら。

悩んだ挙句何も買わないじゃなくて
何の関連もないモノを買ってくるのは私のクセです
でも、少なくとも前から気になってたのではあるんですよ

右上のELOはその典型。
『10538 Overture』が欲しかったんですかなり
デフ・レパードの『YEAH!』で一番好きだったんですよ
レアな出会い方をしたもんだ・・・
ロイ・ウッドがいるのも1stを選んだ大きな理由です
何というか、とっても『弦』ですね
ロックにクラシックの要素を取り入れ・・・なんて
ベタなプログレの説明が見事に当てはまるどころか
境目が分からないくらい融合してました。
でもポップで聴きやすいんですよね
ジャケがヒプノシスとは知らなかった

左下は『ROCK RARE COLLECTION』。
大御所の若き日の音源を集めたものですが
私の目的はただ1人
ハンス・クリスチャン
まさか正規の音源で聴けるとは・・・超嬉しい
クリスと出会う前のジョン・アンダーソンがこの芸名でシングルを出してるんです。
曲は何というか・・・ウォール・オブ・サウンドって感じ?
熱烈なファン以外は聴かなくても全く問題なし
他もとんでもないメンツだからいい加減聴こう・・・

右下のヴァン・ヘイレンは
CD1枚分のお値段で何と1st~『1984』までの6枚組
ライブに向けて予習しとかないとなぁ
と思ってた私の為にあるとしか思えん
ただし、歌詞カード・解説一切無いので
シングアロングするには不向きです

左上は数日前に買ったばかりのヤードバーズ。
予約だけして帰るのもなんなので連れて帰ってきちゃいました☆
彼らのベストはロックの師匠が編集してくれたMDしかないから
CDで欲しかったんですよね~
こちらは2枚組みのベスト盤です。
3大ギタリスト全員の音源が入って1000円と大変お買い得
素敵だけどやっぱり歌詞付いてないんだよな

ね?ちゃんと買った理由がそれぞれあるでしょ?
しかし最初に書いた新譜はどれ買おうかな・・・