昨日から今日にかけて少し時間がありましたので、企業誘致について調べています。
地方行政の企業誘致は、グローバル化する産業構造の中、地方の成長戦略の一端を担うべく、各自治体の競い合いは激しくなっているといえます。自治体にとっては、財政改善のための税収確保や雇用の創出といったメリットを享受するための企業誘致ですが、ともすると過剰な誘致合戦による誘致のための助成金が大きく膨らんでいってしまうという問題も抱えることになります。
このような問題に直面した時、少々の税投入は将来においてまた地域の活性化において十分メリットがあるととらえるのか、地域といっても隣接する地域との職住の流動性を考えれば思うほどメリットがないと考えるのか難しいところです。
過去の企業誘致を検証すること、そして今後行おうとする企業誘致についても計画段階からしっかりチェックをすることが必要です。