昨日(5月22日)、長良橋上流河畔で毎年恒例の岐阜市の水防訓練が行われました。1800名の岐阜市水防団員の訓練の成果を発表する場でもあります。市民、自治会、行政、議会などの関係者が見守る中、朝7時半から11時半までの約4時間をかけ実施されました。水防団の皆様また関係者の皆様、大変ご苦労様でした。
私の住む鏡島地区は、地区全体が長良川に面しており、水防という面では特に関心があります。昨今の異常気象による集中豪雨や、天井川の危険性、地震による地盤の液状化現象を考えると、水災害の危険性が絶えずともなっているといえます。また、長良川の下は何本もの伏流水路があるともいわれ、水が豊富であるが故の問題ももっています。県や市の努力で堤防の改良や川底の浚渫によって、昔よりは改善されているとはいえ、住んでいる者にとっては災害の不安をぬぐい去ることは難しいものです。
水の災害は、針の穴のような弱いところに負荷がかかり、被害が拡大することも考えられます。水防訓練自体は形式的なものかもしれませんが、いざという時に、少しでも知識を持ち訓練経験のある水防団の皆さんが、初期対応に当たっていただけることが私たちの安心にもつながります。
平素からの水防団の皆さんの活動に心より敬意を表します。
以上
PS:市の活動状況には写真を載せればよかったですね。今度から写真を載せるようにします。