政治世界の片隅にいる人間にとり、昨今の流動的な政治状況を考えるとき、将来の方向性が全く予測がつかないという悩みを抱えることになっています。本質的なものを見誤らないようにと思いながら、主観的な、ある意味自己中心的な考えにとらわれてしまう愚を犯してはならないと思っています。しかし、結果を振り返るとそのような判断をしていることに気づかされます。状況判断の甘さ、情報の欠如、浅慮、知識不足、経験不足など、理由はいろいろあるでしょう。
そんな悩みを抱えながら、昨日、歴史に学ぼうと思い、3冊の本を買ってきました。
「近代日本の出発」(坂野潤治、新人物文庫)、「日本政治失敗の研究」(坂野潤治、講談社学術文庫)、「天片の椅子‐日露戦争と児玉源太郎」(古川薫、筑摩書房)
できればこのブログに感想でも載せたいと思っております。
以上