浅野ゆうじの独り言

社会・政治に関連する本の感想や日々の出来事についての私なりの考え方を書いています。

ハンドボール競技を通じて

2010-05-16 11:17:35 | スポーツ

昨晩、小職が会長を務める岐阜地区ハンドボール協会の総会を開催しました。総会といっても役員による理事会となりますが、毎年協会の理事長を中心に行われます。

ハンドボールは、日本ではとてもマイナーなスポーツですが、ヨーロッパのドイツ、フランス、スペイン、また東欧の国々では盛んに行われており、プロ競技としてもバスケットよりもむしろ盛んに行われているスポーツです。日本でも昔は、一時期、体育の授業として行われていた競技で、私たちの学生時代は、岐阜だけの地域的であったかもしれませんが、サッカーよりもむしろ盛んだったような気がします。もともとは、男子がサッカー競技が足で行うのに対し、手で行う女子競技として発達したと聞いています。そのためか、誰でもがある程度できる競技として、授業に取り入れられたのではないかと想像します。また、昔はサッカーと同じ11人制の屋外競技でしたが、今は7人制の屋内競技として発展を遂げています。

先ほど、ある程度、誰でもできるスポーツと申し上げました。どのスポーツでも楽しむ程度の運動として行うのであればそうでしょうが、勝敗競技としてみるならば、かなりハードなスポーツといえます。昔は「格闘技を必要とする球技」といわれるぐらい肉体がぶつかり合う競技でもあり、体力、持久力、身体能力のすべてにおいて、総合的な運動能力が必要とされる競技です。宮崎大輔氏が、ハンドボール競技だけではなく、テレビのスポーツ選手総合競技でトップになったのもそれを証明しているのではないかと思われます。欠点を言えば、そのハードさゆえに裾野が広がらないといってもよいか知れません。しかし、一度はいりこむとハンドボールをこよなく愛す人が多いのも、どのスポーツと同じです。

岐阜県は今、全国的に強くありませんが(弱いとも思いませんが)、平成24年の岐阜国体に向け、ここ数年、強化を図っています。当協会の役員、関係者、指導者、また子供たちの保護者の皆さんの協力もあり、徐々に強化という点では成果が表れ、普及振興という意味では広がりを見せているのではないかと思っております。小学生(ジュニアクラブ)チーム、中学部活動とクラブチーム、高校部活動チーム、大学生チーム、一般クラブチーム、シニア(40歳以上)チームと世代別活動も広がりを見せております。

以上簡単にハンドボールのさわりと活動の一端を紹介させていただきました。今後も時々ハンドボールの話をしたいと思っております。

岐阜市周辺でぜひハンドボールをやってみたいと思う方ご一報ください。 以上