浅野ゆうじの独り言

社会・政治に関連する本の感想や日々の出来事についての私なりの考え方を書いています。

あいちトリエンナーレ2010

2010-09-02 18:08:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日、昼から時間があったので、あいちトリエンナーレ2010を見てきました。

名古屋の栄中心に数か所の会場で行われる現代国際美術展です。2時過ぎに名古屋に入ったため、会場は愛知芸術文化センターしか行けませんでしたが、それでも見て回るには急いでも2時間を必要としました。

前衛的な作品が多いため、素人の私としては理解しにくいところもありましたが、理解できないなりに時間も忘れ、十分楽しめる美術展でした。

何を表現しているのだろう、作者は何を訴えようとしているのか、どうやってこの作品は作られているのか、素材は何だろうか、などと作品に引き込まれ、あっという間の2時間でした。独創性、非日常、官能的、コラボレーション、先進性といった言葉で表現するしかない作品群に圧倒されたといったところでしょうか。

こうした刺激を受けることによって、新たな発想が生まれてくるとよいのですが。

以上


政権交代の意義

2010-09-02 07:51:09 | 国際・政治

政権交代して1年、この1年間の民主党の運営と今回の代表選の状況を見ていると、政権交代とはどのようなことだったのだろうかと思ってしまいます。

つまり、政権交代の意義が十分総括されていないのではないでしょうか。なぜ民主党であったのか、旧政権の問題はどこにあったのか、国民は何を望んでいたのか、なぜ2大政党制が叫ばれたのか、などの認識を政治家自身が冷静に共有していないのではないかと思うのです。もし、自民党と同じ轍を踏むのであれば、政権交代は停滞どころかマイナス面が多く逆戻りしているといってもよいのでしょう。

政策には2つの種類の政策があります。長期的視点による国を司る、また基盤となる継続を原則とした政策と短期的対応を原則とする状況に合わせた対策的な政策の2つです。政治は連続するものです。理想と現実は相いれないものではなく、整合性を取ることによって解決できると思うのですが、いかがでしょうか。

以上