9月議会は、決算の議会となります。
予算主義、つまり何にお金を配分していくかという税金の配分が重要視される政治の世界では、決算は済んでしまったこととして、意外と議論の対象として重要視されない傾向にあるのではないかと思います。選挙における論戦でも、今後何をやるだろうかという期待感が、投票行動に結びつくという傾向があるようです。
しかし、民間の企業の多くは、結果責任が問われます。そのための決算であり、経営者は株主に十分な説明を行い、信任を得なければならないことは言うまでもありません。企業の目的は、その企業の成長と利益というシンプルな目標があるからだと言えるかもしれません。
どちらが重要かではなく、結果とその検証は、政治の世界においてもしっかりなされなければならないと思います。貴重な税金の使い道が正しかったかどうか、財政規律の面からも、問われなければなりません。
以上