先週の土曜日に、岐阜県自閉症協会の主催による『自閉症成人施設の30年の実証と課題』と題するあさけ学園の近藤施設長の講演がありました。
この施設には、昨年訪れており、施設の概況はある程度承知していましたので、やはり課題は利用者の高齢化ということになります。そのために、日中活動の中で高齢化の対応を模索しているということですが、運動や行事などを通して労働以外の活動も取り入れ、また作業時艇もボランティアによるパッチワークや手織りなどの趣味の活動を経験するということも行っておられます。
最後に「高齢化に向けての現状と課題」と題してまとめておられますので紹介いたします。
・活動が『生きがい』となる結びつきも必要である。
・身体機能とスキルの低下とともに、諸機能保持のプログラムを取り入れる。
・父母以外の成年後見についても準備を進める。
・親とのかかわりや死別へ適切な対応が必要。
ある意味では、私たち自身が考えていかなければならないライフステージにおける課題と全く同じだということです。ノーマリゼーションの理念からすれば、意思表示ができない利用者に代わって、いかにこうした課題に取り組んでいけるサポートが必要ということになります。それに社会や行政がどうかかわっていくのかそれが私たちに課せられた問題ということになるのでしょう。
以上
この施設には、昨年訪れており、施設の概況はある程度承知していましたので、やはり課題は利用者の高齢化ということになります。そのために、日中活動の中で高齢化の対応を模索しているということですが、運動や行事などを通して労働以外の活動も取り入れ、また作業時艇もボランティアによるパッチワークや手織りなどの趣味の活動を経験するということも行っておられます。
最後に「高齢化に向けての現状と課題」と題してまとめておられますので紹介いたします。
・活動が『生きがい』となる結びつきも必要である。
・身体機能とスキルの低下とともに、諸機能保持のプログラムを取り入れる。
・父母以外の成年後見についても準備を進める。
・親とのかかわりや死別へ適切な対応が必要。
ある意味では、私たち自身が考えていかなければならないライフステージにおける課題と全く同じだということです。ノーマリゼーションの理念からすれば、意思表示ができない利用者に代わって、いかにこうした課題に取り組んでいけるサポートが必要ということになります。それに社会や行政がどうかかわっていくのかそれが私たちに課せられた問題ということになるのでしょう。
以上