薬局で売っている漢方薬です。
叔父が漢方屋だったので子供の頃、なんの薬かわからないまま、煎じ薬といって何が入っているのかわからないとてもまずい液体を無理やり飲まされていました。
煎じ薬専用のポットのようなもので、薬を煎じてそれが冷めてから、気温ぐらいまで温度が低下したものを飲まされていました。
あの中に柴胡加竜骨牡蛎湯の成分が入っているかどうかはわかりませんが、、、
とてもあのまずい煎じ薬から取り出したエキスが、こちらのサラサラの少し苦い程度に凝集されてますと言われても信じられません。化学の進歩は凄まじいとしかいえません。そんな漢方ですら苦くて飲みにくいのでゼリーに混ぜて飲ませるような製品も出ています。嚥下機能が落ちたご老人にはゼリーに絡めて飲んだほうが良いと思いますが、ただ苦いという理由で飲めないのなら、頑張って飲めとしか言いようがありません。私は煎じ薬がおそらくトラウマになっているのでしょう、苦い薬が飲めない人にどうしても優しくなれない私です。
柴胡加竜骨牡蛎湯の添付文書を読むとラットの世界でですが、ストレス下に置かれた状況でのセロトニンの分泌の減少を抑制する効果があるそうです。
私はこちらを飲んで少しは人の目を見れるようになりました。視線恐怖症が少しあったのかもしれません。人の目を見るのが苦手だったんです、、、
前回のPANDASからの続きです。
こどもに強迫性障害が出た時にするべきこと。自分なりの考えです。
まず大切なのは見つけること。そういう行為、観念が浮かぶ疾患があることを知ること。
あれが原因?これが原因?あの人が原因?と考え込んでも仕方ない。
自分を責めない。責めても仕方ない。
放っておけばそのうち治るだろうと無視を決めないこと。
いろいろと本を読んで自分で治療をしようと思わないこと。
《本当の強迫性障害に関しては薬物療法以外の積極的な治療を行っているところは少ないようです》
不潔恐怖や加害恐怖などの強迫性障害と考えられる症状が出て日常生活に支障をきたす状況をみた時に、
一旦はあるがままに受け止めることです。
簡単にかいていますが、この境地に達するのはなかなか難しいです。
手塚治虫のブッダを読んでからの方がいいかもしれません。
あるがままに受け止めるとは?
自分の手が汚れている、毒が出ている、人にうつすかもしれない、人にうつって死んでしまうかもしれない!!
そんな訴えに対してどう対応するか《飽くまでも初めの段階です》
まずは本当に毒が出ている!という考えからスタートします。
毒が出ていて、人にうつして、死んでしまうということは最近ではエボラ出血やMERSなどの感染症が頭に浮かびます。
こどもが本当に何かに感染しているのではと考えます。
熱が出ているときに病院に行くように、熱は出てい無くても病院で精査を受けるべきだと思います。
実際に溶連菌感染後に腎炎やリウマチ熱、PANDASなどを引き起こすことは事実なので、強迫観念やチックなどを見つけたときに咽頭炎を起こしてい無くてもチェックの必要はあると思われるからです。
溶連菌のチェックってなんでしょう?
1 喉から溶連菌が出ているか綿棒で咽頭をグリグリする検査。
2 血液検査でASO、ASKを調べてもらう検査。
2番に関していうと感染後に数週間は高値が続きます。もしも高値ならば溶連菌感染としての治療が必要な場合があると考えます。お医者さんと相談するべきです。
溶連菌による咽頭炎、発熱がなくても溶連菌による続発症を考えると抗生剤の投与が必要になってくるからです。
もしもこのようなエピソードで溶連菌感染が見つかれば強迫性障害が溶連菌感染を知らせてくれたと受け止めることができます。
溶連菌感染後のリウマチ熱を防いでくれた強迫性障害《OCD》はじつはいい奴?そう思えます。
OCDが溶連菌の治療でよくなるかどうかは、抗生剤の治療を始めてみないとわかりません。
溶連菌感染によって抗大脳基底核抗体がガンガン産生された結果、OCDやチックを引き起こしている、それだけが原因で他の要因がなければ抗生剤による治療が劇的な経過をたどる思われます。
しかし時間が経過していると、膠原病のように自己免疫で破壊された場所は残り症状は完全に取れません、攻撃された脳もダメージが残ると思われます。
とにかくあるがままに受け止めて考えてみて行動をおこすことが大切だと思います。
続く、、、
ネットで見つけた本です。私は英語が苦手で誰か翻訳してくれるのを待っています。