エウレカの確率 よくわかる殺人経済学入門 (講談社文庫) | |
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講談社 |
経済学という観点から事件を紐解く新しい推理小説?です。
あとから知ったのですが、この本はエウレカシリーズの第二弾で前作があります。
面白かったので読み終わってアマゾンで検索して購入しようとすると、”エウレカの確率 経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人”と”エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守”と2冊ヒットしたのでおもわず両方をポチったのですが、、前者は実はすでに読んだ ”エウレカの確率 よくわかる殺人経済学入門”と同じという代物で文庫化にあたってサブタイトルが変更されたようです。ややこしいですね。結局キャンセルオーダーをすることになってしまいました。
物語ではバイアスということばが良く出てきます。
様々なバイアスが物事を判断する上でかかっているのは事実です。物事を判断する上で、診断する上で、自分自身も気をつけなくてはと思いました。
経済学でのナッシュ均衡っていうのはそこまで数式を使わなくても感覚で身についているような気がしますが、、、もしも犯罪をロボットやコンピューターが判断するときには必要な数式なのかもしれませんし、実際あらゆる可能性から、マイナンバーで登録されたデータから犯人が割り出されるようになる世界も遠い未来ではないんでしょう。
第一弾を早く読みたいです。