来年13回忌
父が亡くなってから、もう、そんなに時が流れたのか・・・。
その時に形見として、父が使っていた腕時計をもらった。
亡くなる4年前に、脳梗塞で、言葉と右手の麻痺が残っていた。
多分そのときから、父の腕時計は、使われていなかったと思う。
17年間、時は止まっていた。
父の看病は、母と私がやっていた・・・(モチロン姑もいたので、同時進行)
父の死に関しては、とても悔いが、残っている、コレを思い出すと、今でも・・・胸が苦しくなる。
最近になって、やっと父の形見の時計を、修理に出した。
ちょっとした、時計が買えそうな修理代でした・・・。
「もう部品もありませんから、違う部品が必用となるともっと修理代がかかるかもしれません」
「防水ももうききませんので、汗、炊事など、注意をされてください」
「傷もついてますが、大事に使われてください・・・貴重ですよ」
おそらく、4、50年前ぐらいの時計だと思います。
詳しくは調べてませんけど。
ビィンテージ物ですね。
ねじ回しの部分も、修理に出しているみたいで、「ネジは違うもの使われてますね」と言われた。
ネジを巻く感覚・・・とても新鮮。
生前の父の姿を思い浮かべながら、時には、私の思いを語りながら・・・。
ネジを巻く・・・
「お父さん・・・鑑定団に出してもいい?高く売値が着いたら、売ちゃうかも・・・」