笑い話

その一

携帯電話ってとても便利なんだけど、ついつい大きな声になりがちで気をつけないと会話の内容が丸聞こえになることがあるんですよね。
当店の前にシャッターアート（実は転写シートが貼ってあるだけで絵ではない。）があるんです。
観光客が撮影スポットや待ち合わせ場所に使ってることも多いんですけど、こんな会話が聞こえてきました。
『今、風林火山の絵の前に居るけど・・・』
えっ？　風林火山の絵？

風林火山とは、武田信玄の軍旗に記されたとされている『疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山』の通称で、
動くべき時には風のように迅速に。
動くべきでない平常時には林のように静観し。
いざ行動を起こすときには烈火の如く侵攻し。
守るべき時には山のようにどっしりと構える。
との戒めのこと。



大きな声で話してたけど、あなたが言いたかったのは『風神雷神』じゃないの？(笑)

その二

お財布ふとんの仕立てをしてると、
『達也君、珍しいラベルがあるけどいる？』
日本酒のラベルを集めてるのを知ってる、料理店を経営してる祭の後輩が空き瓶を抱えてやって来た。



長野県佐久市の日本酒らしく、ラベルの表は逆さ文字で佐久乃花と書かれている。



そして、裏側はこんな感じ。
確かに見たことのないラベルなんだけど、オヤジは自分が飲んだことのあるラベルしか集めていない。

微妙な顔をしてるとその事を知ってる後輩も
『飲んだことのないラベルに興味ないのは知ってるけど、珍しいかなと思って・・・』　　『要らなきゃこのまま持って帰るけど、ひょっとして要るかなと思って・・』
一緒にやり取りを聞いてた妻が
『どっちでもいいって、顔に出てるよね～　　ホント分かりやすい。』(笑)　　
『うん、僕も後輩で長い付き合いだから直ぐにわかる。』(笑)
折角持って来てくれたので貰っといたけど、オヤジは飲んだことのない日本酒のラベルには興味ないから、今度はちゃんと中味の入ったのを持って来いっうの！(笑)

本日の一枚。

さすがに我家も昨夜からガスファンヒーターを出しました。

　　　　　　　　　　

ただ裸犬『とわ』はいくら部屋がポカポカでも、気が付くとこたつに潜ってるんです。



こたつに入ると離れられないのは人も犬も一緒ですね。(笑)