徳利でお酒を注ぐ時のマナー

昨夜の家飲みは、何度も行ったことのある愛知県半田市にある中埜酒造の国盛。

　　　　　

　　　　　　

　　　　　　　　

冷蔵庫で冷やした涼しげなガラスの徳利で・・・



肴は辛口の日本酒にピッタリの鰯の甘露煮。
ん～　美味い。

ところで、徳利でお酒を注ぐ時のマナーって知ってますか？
え？　そんなのあるの？って思う方も多いと思いますが、以前テレビ番組でも取り上げられましたが『注ぎ口を上に向けて、注ぎ口以外の部分から注ぐ』
と言うのが正解？何だそうです。

その理由としては
① 注ぎ口を上に向けた形が仏教の「宝珠」の形に近く美しく見える為。
② 注ぎ口は『円（縁）の切れ目』という語呂から縁起が悪い為。
③ 戦国時代に武将を暗殺するのに注ぎ口に毒を塗ることがあった為。
なんだそうです。

どれも、もっともらしい理由ですが、個人的には飲んでる時に形が美しく？なんて思ったこともないのでまず①は無し。
そして、毒を盛られるほど悪さもしてないし、もちろん毒殺されるほど偉大な人物でもな無いと言う事で③も無し。
まっ、一緒に飲んでて『言葉の毒』を盛られることは多々あるけどね。
但し、そんな時は『言葉の猛毒？』をこんもりと盛って返盃してやりますけどね。（笑）



となると残るは②なんだけど、個人的にはやっぱりお酒を一緒に楽しめる間柄の人とはこれからも『縁』を切りたくないと言う事で②を信じ実行したい。
ただ、実際は絶対に注ぎ口から注いではいけないというマナーはなく、徳利の作り手が注ぐ時の使いやすさを考慮して作ったものなので、
注ぎ口がある場合は注ぎ口から注いで全く問題は無いそうですよ。
ちなみに、偶然にも我家にある徳利は父親が使ってた物以外は、全部注ぎ口の無い円形のものばかりなんですよ。

そして、本日の一枚。
飲んでる横で爆睡してる『とわ』



愛犬家の方ならきっとわかってくれると思いますが、香ばしい？ポップコーン？のようなこの肉球のニオイがたまらないんです。
もちろん、酒のつまみにはなりませんけどね。（笑）