気ままな映画生活

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2010年9月28日 『死刑台のエレベーター』 よみうりホール 

2010-09-28 23:10:14 | 映画 し
本日は、『死刑台のエレベーター』 を試写会で鑑賞です。

緒方監督の舞台挨拶があり、監督の気さくで面白い一面が見られ
非常によい舞台挨拶でした。
監督も俳優陣が居ないことを恐縮して謝っていました(笑)

さて、映画は50年以上前の作品のリメイクです。
Hollywoodのオファーを断り続け、日本でリメイクが決定したとのことです。
Hollywoodでは大作になってしまうの恐れているとの話でした。

50年も経つと時代が変わり、現代で本作(オリジナル)を見ると
陳腐に映るんでしょうかね

今回のは、横浜で撮影を行ったとのことでしたが、風景も良く作品としては
面白みがありましたが、やはり50年の歳月は陳腐になるものが多数ありました。
完全犯罪をうたっているのに、素手でエレベータ停止時に触っていたり
景子ちゃんと玉山鉄二の犯罪は、リアリティに欠け少し失望しました。

映画は事件当日から翌日を描いているともいますが、
刑事の洞察力の鋭さ(ネタばれになるのでこれ以上は書きません)には脱帽です。

50年前のリメイクとして観るには十分な作品に仕上がっていました。
残念なので、主演2人のツーショットが映像では見られなかったことですかね・・・
その点は、映画の作り手側からすると難しいことなんだろうなと感じました。
一緒に演じた方が時間経過等も分かりやすいと思いますが、
別々だと役者もそうですが、難しいですよね。
特に、今回の阿部寛さんは閉所恐怖症になるんじゃないかと思う位の場所で
演じています。

吉瀬さんは奇麗に妖艶な役を演じています。
景子ちゃんは可愛い。。。

後は、見てください。
オリジナルを見てみたくなります。