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『悪童日記』 2014年9月25日 シネマート六本木

2014-09-25 23:16:16 | 映画 あ
悪童日記』 を試写会で鑑賞しました。

上映前に疎開協の方の話があったが、戦争の悲惨さをうかがい知ることができた。
話したかたは、小学校6年生の時に集団疎開した経験をもつかた2名であったが
現在は81歳ということで、こういう話も実体験を持った方はかなりの高齢である。
そういう点でも貴重であったが、現在も疎開があるということであった。
それは原発の避難による疎開で、原発0を推進するということであったが、
原発と戦争はやぱり違うので、味噌もくそも一緒にはしないで
戦争の実体験を語り継いでいただきたいと思った。
余談であるが、六本木は戦争で真っ先に焼け野原になり
辺り一面は焼け野原状態だったそうである。
六本木はその後目覚ましい復興で今では六本木ヒルズなど
高い建物が多くて戦後70年の素晴らしさを実感できる。
また、表参道も同じで地下鉄の降り口の所に遺影があるそうだ。

【ストーリー】
 第2次世界大戦末期の1944年、双子の兄弟(アンドラーシュ・ギーマーント、ラースロー・ギーマーント)は、都会から田舎に疎開する。祖母(ピロシュカ・モルナール)は20年ぶりに戻った娘(ギョングベール・ボグナル)との再会にも不満顔。双子たちだけが農場に残され、村人たちに魔女とうわさされる祖母のもとで水くみやまき割りなどの仕事をこなしていく。


冒頭の話でもうお腹一杯で鑑賞したわけですが、
第2次世界大戦でドイツ軍に攻め込まれた状況のハンガリーが舞台であるが
親戚筋の疎開であるが、母親のおばあちゃんの家へ疎開した。
そのおばあちゃんはたくましく恐いおばあちゃんで働かざる者食うべからずを地で行っている。
昔はそうなんだろうな...と平和ボケした私でもそう思った。
母親はなぜおばあちゃんの家を飛び出したのかは分からないが
性格に難はあるにせよ、昔でいうシツケの範疇かとも思える。
女で一つで生きていくのは大変な時代であるし。
双子でバラバラにされなかったのは運がよく、一人より二人でいれば
励まし合いやっていける。
その中で生きる術を学び、世の中の酸いも甘いも経験していく。
そして、最後にとる決断は...子供ながらに凄い決断をしています。

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