西側から城跡の残る山塊を望む。
上の平城跡の周辺の山中には複数の関連すると思われる城砦跡を見ることが出来ます。
今回は南東側に残る三ヶ所の城砦跡を巡りました。
最初に目指すのは「中の小屋」。
尾根上に二重の堀切と土塁で囲まれた郭が見られましたが低木が繁茂してきていて再び埋もれつつありました。
上の平城跡から春を待つ桜木を眺めつつ南側を下る。
下り終える直前の沢沿いに登る。
砂防工事用の道を進み、一番奥の砂防堤手前から山中に入る細道を辿る。
けもの道とも思える山道も途中からは昔からの堀道と合流し登って行く。
やがて怪しい尾根が見える。
目的の尾根であることをGPSで確認。
尾根上を下るとすぐに堀切と土塁が見られる。
堀切、かなり埋まってしまったようである。
堀底から見上げる郭、土塁上に「中の小屋」の表示板が見える。
郭内は低木に埋もれつつある。
土塁を見ようとするも低木に邪魔される。
北側の木々の少ない所でみられた土塁。
郭から先の尾根は急傾斜となる。
現状:山林
遺構:郭、土塁、堀切
状態:遺構が残る。
表示等:「中の小屋」表示版
駐車場:上の平城跡四阿付近