この記事は随時更新していきます。2014.11.05現在
はじまりはいつもブーム
2013年伊勢神宮・出雲大社の遷宮から始まった古事記の旅
始めは単にブームに乗っただけだった。
学生時代にも日本史にはまったく興味なしで成績もおのずから…。
宗教的にも浄土真宗なるもっともポピュラー派に属しながら
ちゃんとクリスマスも楽しむ純平均的日本人といえる私である。
神様が日本国を創生し現在に至る天皇制など気にするはずもなかった。
それがあちこちのTVで特集を組み書店には遷宮を意識した書物が多く並んでいる。
もちろん多くの旅雑誌も伊勢と出雲ばかりで
縁を求める女性を意識した内容も多かったのを覚えている。
そう、私はただブームに乗ったのだ。
でもこれが面白かった。
今までバイクで旅して来た所が随所で出てきて繋がっていくのだ。
今まで何気なく訪れていた所が歴史の要だったのだ。
そしてこれはもう一度掘り下げて確認する必要があると思ったのだ。
ただ眺めていた景色が一変に歴史の大舞台へと変わり
私はもう一度その大舞台の一番特等席に腰を下ろして
当時繰り広げられた事実を目の前で鑑賞してみる事にしたのである。
そう、私の変な癖の確認の虫が疼いたのである。
ここからは私的にこの古事記という大舞台を観覧し
時には一人前の評論家として感じたことを記述しておこうと思う。
まずは“古事記”について
今更説明の必要は無いかもしれないがもう一度確認の為に読んで見られてはいかがだろうか。
日本の神話 古事記
まずはそのきっかけとなった伊勢神宮と出雲大社の遷宮の旅であった。
出雲大社はその距離からツーリングの目的地として
そしてただ単に縁結びの神として幸せになりたいという色恋で数度訪れた事があったが
伊勢神宮は距離的な事もあって初めての訪問であった。
遷宮してすぐに訳あって伊勢に行く事になりその帰りに伊勢神宮に行き
帰路で大幅な遠回りして出雲大社に行く事になる。
では、二礼・二拍手・一礼して始めます。
伊勢神宮はイザナギノミコトから生まれた太陽神アマテラスオオミカミを祭る内宮と
その太陽神の食事を受け持つトヨウケノオオカミを祭る外宮とある。
初めて行ってすぐに感じるが広大な敷地の静寂さと威厳
普通は宮司しかいない場合が多いが社務所を中心に神社本庁の職員の多い事
そして遷宮の為に必ず隣に用地がある事だ。
広大な敷地と森林は社の立替の木材を確保する為と
隣の用地は20年毎の遷宮の技術を伝える為という。
そうやってずっとつづいていた事である。
一方オオクニヌシノミコトを主とする出雲大社は
空高くそびえる大神殿だった事が解かってきた。
俗に言う国譲りの代償である。
大陸文化や技術を手に入れた出雲の地を恐れ
国は大和朝廷が祭事や縁は出雲がという権力抗争の所以である。
2013遷宮 伊勢神宮・出雲大社古事記の旅
最近では寺社で参拝するだけでなく
仏像鑑賞やパワースポット巡りなど別な楽しみも兼ねて訪れる方が多くなっています。
そんな寺社を訪ねる楽しみの一つとして注目されているのが’御朱印集め’です。
御朱印とは・・・「記念スタンプ」とは違い、寺社の職員や僧侶、神職、氏子などが押印する。
単に印を押すだけでなく、その下に墨書で寺社名や参拝日などが書かれ、
その墨書も含めて「朱印」と呼ばれる。
近年では寺社名や本尊の墨書せず寺社名や本尊の入った印章(スタンプ)を押す
あらかじめ書置きした別紙、墨書を複写した別紙を、渡されるもしくは貼り付けられる寺社もある。
起源には諸説あるが、元々は寺社に写経を納めた際の受付印であったとする説が有力である。
そのため、朱印を「納経印」と呼ぶこともある。現在でも納経をしないと朱印がもらえない寺院が存在するが
、多くの寺社では少額の金銭(初穂料・御布施)を納めることで朱印がもらえるようになっている。
金額は多くの寺社で300円としているが、500円などそれ以上の額が提示されることもある。
また、「お気持ちをお納め下さい」として金額を明示しない場合もある。
この場合、「志納」という。
また、服装に輪袈裟や白衣姿などでないと応じない寺院、事前に電話等での連絡が必要な寺社もある。
朱印は印に寺社名が入っていることから、寺社で授与されるお札などと同等とされ、
粗末に扱うべきではないとされる。
実際、朱印帳を普段は神棚や仏壇に上げているという人も少なくない。
西国三十三所霊場詣や四国八十八箇所霊場詣、他にも寺社何ヶ所か合わせての七福神めぐりに代表される
霊場巡り等の場合には、専用の朱印帳や用紙、色紙、掛軸などが用意されていることもある。
四国八十八箇所詣などの霊場巡りでは、巡礼中に着ている白衣(びゃくえ)に御朱印をもらう場合もある。
朱印はひとつとは限らず複数扱う寺社もある、寺院によってはご詠歌や仏堂、仏像ごとに、
神社によっては摂末社や兼務神社の朱印をもらえることもある。
また、年中行事や秘仏の御開帳、特別公開期間などに合わせて特別な朱印にすることもあり、複
数の霊場を兼ねる寺社では霊場ごとに別の朱印が用意されていることもある。
日蓮宗の寺院では他宗派の朱印が書かれた朱印帳だとお題目を略されて、
「妙法」などとしか書かれない寺院もある。また、一般的には浄土真宗の寺院では参拝者に朱印を押印しない。
寺社以外には、天皇陵での御陵印や、史跡や城(松本城、鶴ヶ城)での集印をする人もいる。
スタンプ帳やメモ用紙などへの朱印を拒絶している寺社もある。
また、オリジナルの朱印帳を用意している寺社もありこれを収集する人もいる。
実ははじめて実際に頂いて参りました。
あなたも始めてみてはいかがですか?
旅の思い出にもなりますよ。
海の正倉院 世界遺産登録を目指して
次回ツー予告
天岩戸
高千穂の夜
高千穂の夜 あとがき
アマテラスとスサノオの誓約によって誕生した宗像三女神。
しかし誕生以外の事はほとんど記述は見受けられない。
沖ノ島での事は女性禁制だけでなく一切公言してはいけないし
草木や石ころひとつ持ち出してはいけないという厳格化した所だからなのか。
そこに見え隠れするのが地元の長ムナカタ氏と大和朝廷の存在である。
海洋民族として朝鮮半島から大陸への対馬海峡を行き来するムナカタ氏の存在は
国家統一を目指す大和朝廷にとっては最重要地点のひとつであった。
詳しくは海の道むなかた館で
宗像三女神を追って
宗像三女神
天孫降臨の地 霧島神宮
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