アニメの話ですみません。
今秋のアニメで「オーバーテイク」というアニメがあり、先日見させていただきました。
まあ、良かったんじゃない。
なぜだか、この手は昭和のスポコン風味な感じがしますが・・・。
F4というカテゴリは、SUPER GTのGTAが主導で実施している入門カテゴリのレースカテゴリ。
そういう背景もあり、物語になりやすいのでしょう。
1点気になる点。
「SUPER GTというレースが女性に人気あるらしいよ。
命がけで走っているところが良いみたい」
って感じのセリフがありました。
困ったもんです。
ホント、昭和の感覚で、モータースポーツを知らない人が作っているのかな?と感じてしまいます。
サーキットを命がけで走っている人はいません。
私も、命をかけて・・・なんてとんでもない。
ただ
「なるべく急いで、だれよりも早く、無事にコントロールラインを駆け抜ける」
を目標にしていて、命がけでは無いです。
自分の限界を上げるためテクニックを磨き、練習し、努力することでクルマの限界付近でコントロールする。
それがモータースポーツです。
命がけって「昭和」のチキチキ的な感覚なのだろうか?
一度でよいので、サーキットを”自分”で走ってほしいところです。
公道より、何倍も、何十倍も安全であることが分かるかと思います。
公道が危険なのは、だれもかれもが「命」を軽んじているから。
危険を感じた時、それは命を失っている時。
だから、無事にチェッカーを受けることが絶対的な目標であるサーキット走行は、命がけであるわけがないということです。