やっと、見れるタイミングが出来たので、見てきました。
「ARIA The BENEDIZIONE 」
2週目入場者特典らしいです。
という事は、毎週違うのか。。。特別興行で1800円固定なのに。。。
このブログで、色々な映画作品の感想を書いてきましたが・・・この手の作品の感想は少々難しいです。
何といっても、TVシリーズを見ていることが前提になります。
映画のフォーマットは60分。
TVシリーズを見ていないと、120分でも足りない内容です。
映画館に若い人たちが見に来ていましたが、私だけでした・・・目頭押さえていたの(笑
TVシリーズ見ていないと、「?」が沢山あったろうな~。
なぜ、アリアカンパニーの話じゃなくて「姫屋の話なんだ?」とか、会話劇の最後で急に泣き始めるの?とか。
「ARIA The BENEDIZIONE」は、きっと集大成としての作品なんだろうと。
この作品は、ORIGINATIONの5話、12話からつながる話。
そしてさかのぼれば、藍華が髪を短くした時当たりから脈々とつながる話。
だからこそ、藍華、晃の関係と、お互いが伝えるに伝わらない思いというか、言葉足らずの行き違いがいつか重なる。
それが、「ARIA The BENEDIZIONE」に語られる内容だと思いました。
この前シリーズの関係性が理解できてこそ、本作品がわかるだろうと思います。
よくよく見てください。ORIGINATIONの12話にしっかりつながっています。良く見なくても分かりますが(笑
藍華がプリマになる部分が、灯里、藍華、アリスの中でちゃんと語られません。
逆に他の二人はしっかりと描かれています。
そのため、今回、藍華分を忘れ物として語っているとかな?と感じましたね。
その点で、最終なのかな?と
良い話でした。
本当に面白い会話劇で、心がいっぱいになった時に涙があふれてくるって感じの作品。
なので、本気で泣きたい人・・・AIRAのTVシリーズを見直して、感動シーンで感動して、キャラクターたちの心の思いを感じたうえで見に行くと良いかと思います(笑
もうエンドロールがたまりません。
これまでの感動シーンを全部繋げてきます。
「あ~ここか~」「ここも来るか~」とか・・・全部心に刺さりました。
恐るべし「泣かせの佐藤順一監督」。
という事で、知っている人しか「しっくりこない」かもしれない映画です。。。