近場の、私の馴染みのない観光地へブラ散歩です。
今回は「近場の観光地「金沢ひがし茶屋街」に行ってきました。
ひがし茶屋街|【公式】金沢の観光・旅行情報サイト|金沢旅物語
金沢文化を代表する茶屋街のひとつ。和の趣を感じるフォトジェニックな写真を撮影するには最適なスポットです。着物をレンタルした女性観光客が伝統的...
金沢旅物語
近場なので、うがった見方がありますが、ご了承ください。
私の感覚では「ここは観光地なのか?」と思うぐらい馴染みが無い場所ですが、インバウンド需要があった時は、人が多かったと記憶しています。
なぜ「観光地なのか?」なのか。
ここは、行きにくいんです。行ったとしても、通り道でした。
金沢駅から「行くぞ!」と思わないと、行きにくいですね。
私は、ざっくりルートで向かいます。
近江町横、HAKOMACHIと言う建物の裏通りを歩いていきます。そんなに遠くないです。
(熱中症に気を付けてくださいね)
で、ひがし茶屋街の付近の川沿いです。
この構図は良いですね。
こう見ると京都の雰囲気にも負けない、涼しげな風を感じました。
では、目的地へ。
この通りの雰囲気。周辺の空気が清らかになっていくような、叙情的な雰囲気がありますね。
舞妓さんがいるような、古き良き古民家が並ぶ通り。。。日本の風情を感じます。
こういう雰囲気、京都祇園には及ばないかもしれませんが、当時、各地にあったと思われる「大人の社交場」としての”粋”な雰囲気、皆様も一目どうでしょうか。
(ほかの写真ですが・・・なぜか撮れていないという失態)
といって、ちょっとネガティブな話。
写真で写っている場所・・・ここが全てなのです。
つまり、「通りの風情」が感じられるのが、この場所で全てであり、一歩横にずれると住宅地になります。
すごい作られた感のある場所。
石畳も汚れています。多分融雪装置から出たサビか水垢。少し気になります。
私にとって「観光地」とは?と考えさせられるところです。。
ご当地の方と立ち話しましたが、新コロナの昨今、人が減ったうえで歩いている姿が、昔から見ている本来の茶屋街の姿だそうで、観光客さんが満載の姿は「違う」と感じていらっしゃったそうです。
確かに観光客が満載で、京都祇園の様に「粋」もあれど、違うものも混ざった雰囲気を見せられると、違うかもしれないと思ってしまいます。
そういう感覚から、この土地は「無理やり観光地にする必要が無い」のかもしれません。
ただ「案内所、説明員」もあることから、市や町は「観光地」にしたい、町の人は雰囲気を崩してほしくないという違うベクトルが共存する、言葉を選ばずに語ると「気持ち悪い」場所になっているように思えます。
それが「観光地」として伝わってこないという印象になったのだと思います。
以前、京都に出向いたとき、ご当地喫茶店に入り、マスターと話しまくったことがあります。
新コロナ前のインバウンド絶頂の時です。
どのお店のマスターも「来てほしいです。見てほしいです」というオーラがすさまじく、伺った私も元気に歩き回ることができました。
そう考えると、観光地としてのベクトルについて、場所によって違うもんだなと青空に向かって考えてしまいました。
いや、暑くて疲れた。。。だけですが。。。
「雰囲気を感じる」
これが、金沢ひがし茶屋への訪れ方なのかもしれません。
上記のネガティブな部分が「悪い」とは言いません。こういうのも良いと思います。
ただ「思いは伝わる」と言うことも認識しないと、意図しないように伝わってしまうこともあります。と自分に言い聞かせてみました。
ただ、一番元気に思えたのが、入り口付近にある「指輪」のお店の店員さんでした。
冷やかしで来店して申し訳なく。。。
近辺に食事処が少ないこともあり、訪れる方はご注意ください。
お茶屋さんはありますので、休憩しながら”粋”を感じてください。