私の郷土=広島県、その新しい観光キャンペーンが、平成24年3月27日から始まりました。
広島県出身で、今や毒舌タレントとして一世を風靡している有吉弘行を観光大使にしたプロモーション動画(=おしい!広島県THE MOVIE)が話題になっており、専用サイトの閲覧数は、開設翌日の3月28日にはヤフーの動画ランキングで閲覧数1位になったそうです。
URLはこちら⇒「http://oc-h.jp/」
「おしい!広島県」がスローガン。
食や景観など魅力がないわけではないのに県外で認知されていないという現状が描かれています。
約4分30秒のこのプロモーション動画。私も見ましたが、なるほど面白い。
「日本三大銘醸地と称されるのに灘、伏見、あと“どこ?”と言われる西条」
「店舗数は日本一。なのに広島『風』って呼ばれてる お好み焼き」
「世界で先に評価された熊野化粧筆」
等々、、良いものがあるのに、殆ど知られていない状況を「おしい」と表現。広島県全体が「おしい」=「いまひとつ」と自虐的に描かれています。プロモーション動画では広島県出身の有名人が続々と登場。
最後には“「おしい」は「おいしい」の一歩手前だ!県外の皆さんに広島に来てもらえたら、きっと変わる。広島県民も「おしい」を「おいしい」に変えていこう”という内容で締めくくっています。
広島県の観光キャンペーンの方は、専用サイトの閲覧数からみても、まずは「つかみはOK」といったところです。
狙い通り「おしい」を「おいしい」に変えることができるか!?私も広島県民として注目、そして何とか貢献したいと思うところです。
で、翻って我々、公務員を取り巻く環境はどうでしょうか?
昨年5月、給与の臨時特例法案をめぐり、人事院勧告制度の下で極めて異例な労使合意を経ました。
自律的労使関係制度への移行を先取りする形でしたが、いつの間にか人事院勧告平均▲0.23%を実施した上での平均7.8%を減額…。
加えて、本丸である自律的労使関係制度構築のための国家公務員制度改革は、たなざらし状態…。
宿舎削減や新規採用者の抑制など、消費税増税のための、なり振り構わない政府の姿勢に影響を受けっ放し…。
「おしい」なんかじゃなく、「おかしい」のが現状。。。
組合の活動の方は、広島県の観光キャンペーンのような一発逆転的な華々しさはないし、「おもしろい」ってこともないかもしれません。
ただ、手をこまねいてみているだけ=「おとなしい」ばかりではありません。中央に結集し、議員に対して要請行動をすることだってある。
ここ数年は安定的な政権でないため、大衆に迎合しがちな政策が目立ちますが、公務員の職場にとって「おぞましい」結果にならないよう頑張っていかねばなりません。
地道でも「雄雄しい」活動で成果を勝ち取っていきたいものです。
(「おしい」からの変換。ちょっと、苦しかったかぁ??)
【Ikemotto=@】