CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-033「サスペリア」(イタリア・アメリカ)

2019年02月01日 23時29分26秒 | イタリア映画
私も3週間、トイレの毛玉の夢を見た
 1977年、ベルリン。世界的舞踊団“マルコス・ダンス・カンパニー”のオーディションを受けるためにアメリカからやって来たスージーは、カリスマ振付師マダム・ブランの目に留まり、晴れて入団を許される。
 折しも舞踊団では主力ダンサーのパトリシアが謎の失踪を遂げる事件が起きていて、彼女のカウンセリングに当たっていた心理療法士のクレンペラー博士がその行方を追って独自の調査を進めていた。
 そんな中、マダム・ブランに才能を見出されたスージーは、目前に迫った次回公演の大役に大抜擢されるのだったが。(「allcinema」より)


 1977年製作、ダリオ・アルジェント監督の「サスペリア」
 そのリメイクである本作。

 〝決して一人では観ないでください〟のコピーはよく憶えているが、オリジナル作品の方はTVで放映しているのを観たぐらい。
 
 自動扉が開くと音楽が鳴るというシーンと、タクシーの中の心霊映像は印象的。

 オリジナルを含め魔女3部作の最終作であるという「サスペリア・テルザ 最後の魔女」という作品は、その後鑑賞したが。


 ベルリンにある名門舞踏団に入門した、アメリカ人女性、スージー・バニヨンの周囲で起こる不可解な事件と舞踏団に隠されたおぞましき真実を描いたホラー。

 カリスマ振付師であるマダム・ブランの目に留まり、大役に抜擢されることになるスージーであるが、そこには何かしら思惑が隠されている模様。

 スージーが踊っていると同時に繰り広げられる惨劇が、どこか異様に感じる踊りと共鳴し、緊迫感をあおっていく。

 大きな音や突然の登場で驚かせるようなところはなく、徐々に高まっていく狂気と恐怖を感じさせる作品。

 いったい舞踏団にはどんな秘密が隠されているのか。

 スージーは時折、幻想とも悪夢とも判らぬものにうなされる。

 そして、舞踏団の主力ダンサーであるパトリシアの失踪と、彼女のカウンセリングに当たっていたクレンペラー博士の調査が描かれる。

 最初はサスペンスなのかなとも思ったが、やっぱりホラーであったんだな。

 ちょっと判りにくいストーリーと思ったが、異様な緊張感を感じさせる作品だった。


 マダム・ブランを演じていたのは「ドクター・ストレンジ」等のティルダ・スウィントン。

 後で知ったのだが、クレンペラー博士を演じたのはルッツ・エバースドルフということであるが、これはティルダ・スウィントンのことだったらしい。

 全然判らなかった。

/5

監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス
   ルッツ・エバースドルフ、ジェシカ・ハーパー、クロエ・グレース・モレッツ
於:池袋HUMAX CINEMAS

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