「若者の車離れ」という現象があります。
それを考えてて
「お金の若者離れ」と言ってたラジオを聴きました。
昨今の経済状況は年寄りが意味のない貯蓄を増やし、若者にお金が回っていかない、とのこと。
だからお金が若者にまわっていかない事を意味して言った言葉だそうです。
若者が要らないって言うのではなくて、お金の方が若者に向いて動いて行かない。
だから
「若者のお金離れ」では無く
「お金の若者離れ」
なるほど。
そういう環境になってるなぁ、と。
人生100年時代。
でも、団塊世代が死んでしまった後は若者にも陽が当たると経済学者は言います。
最初はそうかもなぁ、とも思っていました。
2020年頃の日本の人口は約1億2千4百万人。
西暦2050年には8千万人に減少。
高齢者がずいぶん減るらしい。
でもねぇ、今の出生状況で予測すると、それまで若者も生まれにくい。
つまり若者も同じくらいの割合で減っていきませんか?
結局は高齢者を支える人口は乾涸びていくんではないでしょうかねぇ。
私の息子や娘の老後はどうなる?
今から打てる対策。
少数の若者で多数の高齢者を介護できる仕組みを作ること。
例えば、AIやロボットを使って作業的なことがロボットにさせる介護システムを早く構築するのがよかろう、と。
未来の若者は自分たちと同じように老人介護は面倒で嫌だと思うでしょ。
自分は嫌だけど、未来の若者には強制するのは非人道的でしょ。
強制できるなら、我々もやってるはず。
いやいや、やってる人、います。
ご立派。
でも、大変苦労してる。
それを見た若者は当然拒否する。
ならば、ある程度は覚悟が必要。
老老介護という言葉、ありますよね。
60−90問題。
そういう現状は未来では、70−100問題になる。
そこを見越して考えたら良い。
60歳以上の生活都市を作るんです。
今の老人ホームの都市型です。
集団生活はコストを低減させることができる。
そこでは体力が必要なことはロボットを活用したらいい。
お風呂やベッドの操作や散歩や体のケアや排便排尿など、人が嫌がるものをやってくれる。
ただし、人でないと出来ないことはコミュニティ問題。
老人同士でのコミュニティを作ったら良いのではないでしょうか?
その費用は誰が出すの?
そうですね。
そこが低コスト、低料金の工夫でしょ。
と、そういうことを考えたり作ったりすることを若者に頼る?
考える方向性が必要でしょ、社会環境をそういう環境に作り替えればいい。
今後は戦争するコストは要らない。
古くの時代は戦って若くして死んで老人問題を作らない構造だった。
これからの多くの国の未来は平和になったら老人問題が必ず出てくる筈。
中国の都市部でさえそう言う問題が増加してるらしいですよ。
都市化問題の副産物です。
北朝鮮のように戦いを中心に考えたら餓死してしまう人が多くて、高齢者が増加しにくいんじゃあないでしょうかねぇ。
だから、平和になった未来ではそういう社会構築は避けて通れない。
そこを売り物にして多くの国が協調するように努めたらよかんべなぁ。
などと、社会福祉問題を考えてるんです。
いやいや、そんなことは高齢者に突入して来て、これからの仕事をどうするか悩んでる自分の知ったことではない。
今の若者が考えてくれ!
と、そうは言っても、私も若い頃はそんなことは想像してなかった。
おそらく今の若い連中も、そんなことは知ったことか、と思ってる。
なら、今の自分たちが考えておくべきか。
と、わたしゃ、政治家ではありませんから。
公僕の連中は何やってんだか。
いやいや、みんな今の社会の大問題で右往左往してる。
手が回らないんですな。
公務員を増やすか?
増やしたら国の経費、税金が上がるから民衆が拒否。
だめだなぁ、こんな意識の国民じゃあねぇ。
さっさと戦争して、老人を殺しますか?
物騒なことを言うな!
でもね、人の言葉に「適度」っていう言葉があるでしょ。
あまりに長寿はむしろ良からぬ社会を作るのかもしれませんなぁ。
ほどほどの寿命がふさわしいのかもしれません。
だから、還暦って言葉もあるんでしょうなぁ。
もう、人の寿命を一巡りしましたよ、死んでもいいよ、って。
60歳過ぎたらおまけの人生です。
もう齷齪したくない。
なのにねぇ、いまだに大騒ぎ。
幸せすぎるの?
かもねぇ。
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