海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

講談を聴く

2015-05-17 | 日記・雑感
講談という芸は落語や浪曲とどう違うのか

もしかしたら、それぞれを取り入れた講釈をいうのだろうか?
それぞれを感覚的にしか理解していない小生が、
初めて講談を聴いたのは三年前かなあ。

とにかく話のテンポがよく、パパン・パンパンと張り扇が鳴り響き、
全く知らない歴史物語が面白く、分かりやすく、脳にダイレクトに飛び込んでくる。

小生の友人に、この講談を趣味にしているアマチュア真打がいる。
第二の職場のときに、この御人とプロの女性講談師に
講演をお願いして大好評を博したことがある。

時々講談会の案内が届いていて、今回はお昼の時間帯と都合が合って
「お江戸日本橋亭」で女性講談師・宝井琴柑(きんかん)の講談を聴くことができた。

銀座線三越前駅近くのビルの間に会場がある、ここだけ時代が異なるよう


広くはない会場、生の声でその迫力を楽しむことができる

(以上2枚の写真は「お江戸日本橋亭ホームページ」から転載)

「きんかんよみ」と題している演目案内、元々講談は読むというらしい、
一説によると、その辺から講談社という会社の由来もあるらしい。



サブタイトルが真夏のコイ、鯉と恋を重ねたらしい。

今は亡き歌手の春日八郎氏が歌った(かなり昔)「お富さん」という歌謡曲は
国民的に歌われて、小生も幼少の頃、何の屈託もなく口ずさんだりしたが、
意外や彼女は悪い女性だったんですよ、与三郎さんも道を踏み外したようです。

男女の仲が引き起こす問題は、いつの時代も同じなんだなあと
新発見の日になり、新しい教養が身に付いたような気がした一日でした。

コメント
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