マルセイユ食堂 南仏楽笑伝

南仏はマルセイユより、海とワインの美味しい生活便。ただ今1880年代のアパート改装中なり。

ありがとうマミー

2011-05-31 | 日々マルセイユ食堂
 先週末に、旦那の祖母・マミーのお葬式が家族と友人だけで静かに行われました。ゆえに、アメリカ、パリの叔父さん達も急いでマルセイユに戻ってきて、丁度日本から母も来てたので、なんだか賑やかな家族大集合とも相成りました。こんな集合は、もう二度とないでしょうね~~・・・きっとマミーが引き合わせてくれたのでしょう。
 場所は、三年前に亡くなった旦那の父が眠る墓地だったのですが、、義父も自分の母よりも先に亡くなってしまったので、、、墓地で私達と共に、マミーのお葬式を見守ってくれてるようでした。

 パリの叔父さんに抱っこされてるチビ丸。義父のお兄さんなので顔も体形もそっくりで・・・思わず目をこすってしまいましたわい 

 お葬式後は皆でイタリアンを食べに。食べて喋る。喋る。とにかく喋る。
 
 そして次の日の晴れた土曜日に、叔父さんと叔母さんたち兄弟で、マミーの遺灰と、大分前に亡くなっていたパピーの遺灰をあわせて、昔から家族で良く行っていた彼等の大好きな山へ、遺灰を埋めに行かれたみたいです。お墓でなく、、こういうのもいいな~~・・・と、なんとなく自分の死んだ後はどうしてもらいたいか・・というのも考えてしまいました。

 で・・・すごいな~。。と、これまた感じさせられたことが、、叔父さんが我が家に少し寄ったときのこと、、一言。我が家のすぐ傍の教会を見て・・

 <ここの教会で、パピーとマミーは結婚したんだよ!>

 と。ほほぉ~~私が初めてここのアパートを訪れた時に、惚れ込んでしまったこの教会。教会の眺めと鐘の音に一瞬にして、、<買いたい!>と決めた・・ここが、、なんとも家族と深い縁のある場所だったんですね~~。凄い偶然というか、、縁というか、、これまた面白いように人生は繋がっていくんですね。。これからもずっと。

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パリの有名ビストロがやってきた!

2011-05-29 | レストラン・店
 丁度先週、チビ丸を連れて藤丸が以前働いていた一つ星レストランへ久しぶりに顔を出しに行ってきたんですが、来週にパリの有名ビストロのシェフBruno Doucetとうちのシェフがコラボで一日だけのレストランを開催するという、とても楽しそうな企画を聞いたのです。ゆえに、母もくることだし早速予約。この間の木曜日に二人でその一日だけのレストラン<Une régalade au sud>へレッツゴーそう、パリの有名ビストロというのは、、、、藤丸がずっ~~~と前から行きたくて行きたくて仕方がなかったビストロ<La Régalade>だったのですね~~
 テーブルにつくと、藤丸のシェフ・ソムリエ、カリーヌに、<今日は藤丸も昔から知ってる常連さんばっかりだから挨拶しときなよ~!>なんて言われ・・・確かに見渡す限り知ってるお客様ばかりで変に緊張してしまいましたい。。
 
Terrine de Campagne Plat signature de la Régalade



Asperges rôties,oeuf fermier poché,vieux comté juillet 2009,bouillon d'asperge Bruno Doucet



Dos de cabaillaud cuit comme une morue,soupe au pistou revisitée Lionel Lévy



Poitrine de cochon crusti fondante, façon Régalade Bruno Doucet



Fraicheur de fraise gariguette et rhubarbe,fromage blanc battu à la vanille Bruno Doucet



Pimm's à la framboise Lionel Lévy


 写真はボケててスイマセぬ。さすがに一眼レフで撮る勇気はなく、昔のデジカメで撮影です。
 いやいや、、このビストロ・レガラード名物のカンパーニュのテリーヌを頂けたのが、もう嬉しくて嬉しくて・・。これ幾らでも食べれるのでコースの初めにはとても危険ですそして白アスパラガスにコンテチーズを乗せたロティーも最高でした。。
 去年パリに行く際、ここのビストロに予約を入れたんですが・・・丁度お休みで涙をのんだ遠い記憶がでも、そんな行きたかったビストロ自らがマルセイユに赴いてきてくれ、そして食べにいけたことに、とてつもない<縁>を感じることができましたコースの最後に、シェフからレガラードのシェフを紹介してもらい、、これまたハッピー今度は絶対パリに食べに行きたいと熱い思いを伝え、、最高な夜となったのであります。

 Une Table au Sud
2 quai du port 13002 Marseille
0491906353

La Régalade
49 Avenue Jean Moulin 75014 Paris
0145456858

次回はパリで食べたいですクリッククリック

母念願のムール貝フリット

2011-05-25 | フェットだよー!
 大阪の藤丸おかんが無事マルセイユに到着しました~♪そう・・・感動の6年ぶりの再会~・・ええぇっと初めに一言・・<あんた、一回り丸くなったわね>母が帰った後は、ダイエットまた再開しようと思います。はい。
 私一人で空港に迎えに行ってたので、マルセイユ食堂に帰宅後は一目散にチビ丸を抱っこして喜んでおられました。えがった。えがった藤丸もやっとチビ丸を会わせれることが出来たので、ホッとしましたわい。
 そんなこんなで今日は午前中は、水曜日に近所で開かれる、ビオのマルシェと花市。そして観光の定番としては、旧港での魚のマルシェなどを回り、後はお買い物などして、ランチは母念願のムール貝とフリットを食べに行きましたとさ

 プリプリなムール貝とビールの組み合わせ港のテラスで頂くランチは気持ちいいもんです。このセットで14ユーロと安いですね~。

 美味いカフェ・オレにもご満悦です。

 日本人としては絶対忘れちゃ~いけない・・・<お土産>も安全対策として、初日に全て購入してしまい。明日は海沿いをゆっくり散歩しようと思います。

 チビ丸もお婆ちゃんに会えて嬉しそう~。友人から頂いた、甚平さんを着せてみたら、あらあら可愛いダイゴロウみたいですね~。<ちゃん!>って言ってみて欲しいぞ。

ひとひとぴっちゃん。ひとぴっちゃん。クリッククリック

ギャルソン・カフェ・レース!

2011-05-23 | 日々マルセイユ食堂
 昨日の日曜日は、旧港にて盛大にギャルソン・カフェ・レースが行われておりました♪そう今回は、フランスで有名なオレンジ炭酸飲料ORANGINA主催でございましたの。でも・・・何で?ORANGINAがマルセイユのこんなショボイ?と言っては失礼ですが、、こんなレースの主催をするんだと軽い疑問を持ってたら、、何とORANGINAはマルセイユ発のメーカーだったんですね~~。知りませんでしたわ。
 コース開始前は、ピチピチ女子ダンサー達が、ORANGINAを握りしめて踊ったりと、大変な賑わいでしたマルセイユ内の有名どころカフェやら、レストランのギャルソン達が、賞金目指して、(確か優勝者は2000ユーロだったかな?)可憐にマルセイユの港を走ります

 こうやってお盆にORANGINAを乗せ、最終的に早く、尚且つ飲料をこぼさずゴールしたギャルソンが勝ちというこのレース。

 藤丸一押しの、この叔父さんギャルソンギャルソン暦は既に40年大先輩でございます。恐れ入ります。

 いやいや楽しかったっす。フランス人の、こんな面白可笑しいレースを一生懸命本気でやる所とか、楽しんでる所とか、、こういうところはかなり好きです。生きてる内は、楽しまなきゃ損ですからね~

 と・・・しみじみ思うのです。っつうのも、こんな明るい話題の後ですが、実は昨夜、旦那の祖母が亡くなったという知らせを受けました。何の病気でもなく、ベッドの上で苦しまずに穏やかに亡くなられたということで、悲しいですが、、これが彼女の全うした寿命だったんだな~。。と。お葬式と同時に、明日から大阪の母も来たり、義母は相変わらず入院してたりで、、なんだか今週はバタバタしそうです。
 ただ一つ後悔が、、初の曾孫のチビ丸を見せてあげれなかったことこれは最大の後悔です。旦那にも早く連れて行った方がいい。と散々言い聞かせてたんですが、、お得意の<今度、今度>という具合に・・伸びに伸び結局会わせてあげれなかった。。今回の事も含め・・・自分なりに後悔せんように生きていかなあかんな~~と思った次第でございます。ということで、やれる事をやります。

一日一生一日一クリッククリック

週末フロマージュ

2011-05-21 | 食堂まかない料理
 週末金曜日の夕方は、家族三人で散歩ついでにカフェでアペリティフを飲み、そのままブラリお買い物!っつうパターンな我が家です。藤丸がレストラン業へ復帰した暁には、、こういうのも気軽に出来なくなるのかのぉ産む前までは、簡単に<産後すぐに仕事したい!>なんて思っておりましたが、、産後はやっぱり、もっと一緒にいたいという母心が勝ってしまい、、今後の事はふんと色々考えてしまいます。まっ、なるようになるでしょう。ふむ。
 さて、相変わらずついつい足を運んでしまうフロマージュ屋さん・・・。やばいです。ダイエットの敵ですが、、これ辞めれません。昨日もサラリと寄ってしまいました。

 左上から時計周りに・・Tome de Provence フレッシュなヤギのフロマージュ。Livarot かなり癖のある原料牛のフロマージュ。フロマージュの周りをロクー(帯黄赤色染料)で表面を着色してます。 。Cantal 牛 コクがあるハードタイプのチーズ。Stilton イギリス産の牛乳青かびチーズ。ぴりっとした風味の中にもコクがあります。
 大体これを4回くらいに分けて頂きます。レストランでア・ラ・カルトにて最後にチーズを別に頼むと・・大体20~25ユーロくらい一人取られる訳で・・・そう考えると家でフロマージュを楽しむのもお得な気分。来週、大阪のおかん来丸なもので、、せっかくなので、フロマージュ屋さんなどに連れて行ってあげようと思っております

 さてチビ丸は、毎日おもちゃで精進しております。最近のブームはこれペンギン足固め

 壊れるんじゃ~ないかっ?ってくらい、バシバシおもちゃを蹴って楽しんでおられます

 来週は6年ぶりの母との再会。んでもってその次の週は、2年ぶりに義弟(旦那弟)と彼女がアメリカから里帰り~。と、なんだか来仏ラッシュな我が家ですが・・義母の体調が体調なだけに色々心配です。

相変わらず鼻水止まりません・・クリッククリック